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MONO代表・土田英生のブログです

2016年08月23日

ビャンビャンとキーボードを叩く

 今日はホテルを移動した。
 海の目の前。
 天然温泉もある。
 近くにいい感じのカフェもある。
 極楽だ。

 ただ、問題はホテルの移動だった。
 私は落ち着いて仕事をするために、ホテルだろうが、マンスリーマンションだろうが、部屋を自分仕様にカスタマイズしてしまう癖がある。だから困るのだ。全てを元に戻し、広げていた荷物を全て詰めて移動する。

 だいたい、昨日までいたホテルでも最終日に部屋を途中で変えてもらったのだ。
 その時も時間がかかった。
 そしてまたしても居心地を追求する。
 けれど、おかけで昨日は三時間くらい集中できて、結構な量を書いた。
 スラスラと筆が進んだのだ。

 これ困るね。
 昨日はパソコンで仕事してたしね。
 スラスラと筆が進むというけど、パソコンの場合はどうしたらいいんだろう。
 「スラスラとキーボードが進んだ」では変だし、「パチパチと進んだ」でもダメだし。

 「パチパチとキーボードを打った」では、はかどっている雰囲気が出ないし。
 「パッチンパッチンとキーボードを打った」はどうだろう?
 いやいや、これだとふざけてる感じだ。

 「ビャンビャンとキーボードを叩いた」。
 これ結構感じ出てるね。
 ビャンビャンに勢いも感じるし、叩いたというのがいい。
 そうしよう。
 これを使おう。
 
 部屋を移って、快適にカスタマイズしたせいでビャンビャンとキーボードを叩くことができた。

 ……やっぱりこれもダメだな。難しい。

 夜はは東京から来てくれてた知り合いがいたので合流。
 久しぶりにかなりのお酒を飲んでしまった。
 夕方に友達が嫌な目に遭ったニュースを聞いて憤りを感じていた上に、知り合いとの話が楽しかったので、どうやら調子に乗ってたくさん飲んでしまったようだ。
 そしていつものように喋りすぎた。
 帰り道、まっすぐに歩けなかったこと、そして深い自己嫌悪に陥っていたことだけは覚えている。
 
 で、朝起きて再び広げた部屋を元に戻し、そして移動した。
 もう最後までこの部屋だ。
 だから思う存分、カスタマイズだ。

 こんな環境にいさせてもらってるんだから、しっかりと書こう。
 ジャジャンジャジャンとキーボードを打とう。
 ……いい表現がない。
 
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posted by 土田英生 at 02:14| 宮崎 ☀| 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月21日

行き当たりばったり

 昨日、ゆっくり自分について考えるとか書いていたくせに、私の行動はどうも行き当たりばったりだ。
 まあ、これは子供の頃からそうだから仕方ない。

 朝ごはんを食べてすぐ、私はノートなど一式を小脇に抱えて颯爽とホテルを出た。
 他の仕事もしないといけないのでパソコンも持った。
 迷うことなく歩いた。
 初日から何度も使わせてもらっているカフェで書こうと前もって決めていたからだ。
 あそこならフリーのwifiもあるし電源もある。

 
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 橘通り。
 何度も往復している道だ。
 ここをまっすぐ歩けばいいのだ。
 けれど、ちょっとだけ脇道に入りたくなった。この道を通ることに飽きてしまった。
 で、入って歩いていたら、ごくごく普通の喫茶店があった。
 考えもせずに店に入ってしまった。
 行き当たりばったりだ。

 しかし、ここはよかった。
 テーブルは広い。
 コーヒーは安い。
 そして喫煙もできる。
 さらには他に誰もお客さんがいなかった。

 ノートを広げて書き出した。
 なぜか次々のアイデアが浮かぶ。そして話がつながってくる。
 書いているとこういう時がある。
 ふと思いついたことが、前にあったアイデアとリンクして行くのだ。

 背景をもう一度詰めて、人物の相関図を書き、そして箱書きをする。
 まあ、台本の元になる流れのようなものだ。
 1時間もすると箱書きが終わった。
 私はとても満足した。
 休憩を挟みながらさらに書いた。
 落ち着いたので、今度はパソコンを出した。
 もってきていた他の原稿を直そうと思ったのだ。
 電源がない。wifiもない。
 そうか、それを忘れていた。

 私は店を出た。
 そういえば目指していたのはこの店ではなかったのだ。
 まあ、進んだからいいものの、計画とは違う。
 あそこへ行こう。

 歩いているとトイレに行きたくなった。
 店でいけばいい。
 ああ、暑い。
 すぐに汗が滲む。
 髪の毛が気になる。

 ……どういうことだろう?
 気がついたら私は美容院に入ってしまった。

「いらっしゃいませ。ご予約は?」
「いや、えっと……してません」

 行き当たりばったりだ。
 1時間後、髪の毛を切りシャップーしてもらってすっきりした私がいた。

 今度こそ店を目指そう。

 気がつくと私はダイソーにいた。
 一直線でカフェを目指すつもりだったので、カバンも持たず、パソコンや書類を脇に抱えていて歩きにくかったのだ。そこでブリーフケースを買う。
 書類などをそこに詰め込み、今度こそカフェに向かった。
 お腹が空いてきたが、そこでサンドウィッチでも食べればいいのだ。

 ……宮崎牛を使ったハラミ丼はとても美味しかった。
 なぜだろう?
 カフェまであと少しの距離だったのに。
 焼き肉屋さんに入ってしまったのだ。
 
 そしてカフェに向かった。
 混雑していたので諦めた。

 結局、そのままホテルに戻り、部屋でパソコンを打った。

 行き当たりばったりだが、台本は進み、髪を切り、ハラミ丼も食べ、他の仕事も進んだ。
 だから……まあいい。
 これまでもずっとそうだった。
 思いつきで大学を中退し、思いつきで東京に行き、思いつきで京都に戻って劇団をつくり……しかし、正直な気持ちで動いていればちゃんとつながってくるのだ。

 けれど、計画も必要だ。
 明日は、あのカフェに一直線に向かって台本の続きを書こう。
 
posted by 土田英生 at 02:45| 宮崎 ☀| 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月20日

宮崎で考える

 今日からホテルが変わった。
 朝、チェックアウトしてから次のチェックインまで時間があいたので、再び車を出してもらって取材をさせてもらう。作品の骨子は固まったし、残ったピースをはめ込むような作業だ。
 もう取材は大丈夫かもしれない。
 あ、あとは……ちょっとだけサーフィンのことを調べたい。
 それはまた改めて取材させてもらうことにする。

 新しいホテルにチェックインして、夜は自ら志願してワークショップをさせてもらう。
 急に決めたにもかかわらず16人が参加してくれた。
 敢えて自分の基本を確認するように間と呼吸だけをやった。
 
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 それにしても宮崎にきてから山の緑と海の青ばかり見ている気がする。
 京都からも東京からも距離があるので考えるのにとてもいい。
 ちょっとした孤独も素敵だ。
 何人かの友達が宮崎に遊びに来るという連絡をくれたりしたので、後半はそうでもないかもしれないけど。
 
 作品を書きながらとにかく考えている。
 MONOのこと、自分の仕事のこと、極めて個人的なこと。
 これからまだまだ生きていかないといけないのだ。
 
 つい最近、あることを決め、それが前に進んだ。
 無意識に目を向け、認めたくない自分も受け入れたところで出てきた結論なので、そこを信じてやってみるしかない。大切にすることを絞って、それを大事にしよう。まあ、それはこれまでと変わらないことだけど。
 
 けど、本当に冷静に考えないとね。
 世の中も気持ち悪くなってきたし。
 オリンピックも観ているけど『日本が勝った、メダルを取った』ということばかりが耳に入ってくる。相手のいいプレーもちゃんと評価してほしいよ。相手が失敗すると「よし!」と叫んだりして。
 
 明日はまたこもって書く。
 ただ、宮崎にはカフェが少ないことがわかった今、どこで書くのかという問題だけが残っているけど。
 
posted by 土田英生 at 02:08| 宮崎 ☁| 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする