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MONO代表・土田英生のブログです

2014年01月10日

スエットを下ろすタイミング。

 私はすぐに焦る。
 例えば、家でトイレを我慢していて「もうダメだ」と思ったりした時、なぜか立ち上がった時にスエットを下ろしたりする。下ろしたまま、階段を駆け下りるので走りにくい。

 順番が待てない。
 
 芝居の稽古を始めると、最初は本当にもどかしい。
 ええ? こんな風なの? 違うよね? という気になる。
 だけど冷静に考えれば、最初からできあがっているわけではないのだ。
 今からトイレに向かうのに。
 すでにスエットを下ろしてしまっている感じだ。
 
 特に新作の場合は、一度も形になったことがないので不安は大きい。
 ダメだと思っても、その原因が台本にあるのか、演出なのか、演技なのか、それすら見極められない。
 しかし分かっているのだ。
 役者が台本に馴染み、台詞に体重が乗ってくれば、見えてくるのだということを。
 だから待てばいいだけなのに、私はすぐに焦ってしまう。

 私が稽古を休むとする。その日は役者さんだけで延々に台詞を回してもらったりする。
 で、次の日。
 やってみると劇的によくなっていたりする。
 そういうものなのだ。

 トイレに着いてからスエットは下ろそう。
posted by 土田英生 at 15:49| 京都 ☀| 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする