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MONO代表・土田英生のブログです

2014年04月09日

自分を変える

 なんかタイトルが自己啓発本みたいになってしまった。

 昔、『約三十の嘘』という戯曲を書いた。
 椎名桔平さん、中谷美紀さん、妻夫木聡さん、八嶋智人君、田辺誠一さんなど、豪華なキャストで映画化もしてもらった。あれも結構前の話だね。十年前だ。
 どうでもいいけど、試写会前の記者会見を思い出す。
 名前を呼ばれて、私は張り切って舞台に飛び出したものの、緊張して椎名さんのバミリ位置に立ってしまった。
 全員が並んだ時に椎名さんに私が寄り添うという、バランスの悪いものになった。

 『約三十の嘘』は詐欺師を題材にした話だ。
 その頃、社会心理学に凝っていたので、こんな話を書いたのだ。

 で……最近、またハマってしまった。
 この1週間だけでも結構本を読んだ。
 
P1030127.jpg

 ちなみに、裏を向けているのは恥ずかしいからだ。
 何の本を読んでいるかを自分のブログなどに書いている人もいるが、私には無理だ。なんだか、心の中を見透かされるようで恥ずかしい。

 どの本もすでに知っていることだったり、似たような内容だったけど、新しい発見もあった。
 
 こうした知識は、演出などをする上でも必要なものだと思う。
 役者さんにどうやって開いて行ってもらうか。
 ダメ出しなんかでも、何か提案をすると「いやあ、それは無理です」と即答する人がいる。
 それに対しては、こっちは諦めるか、感情的に答えるかしかない。
 しかし、例えば、なぜ無理だと思うのかを意識化していく。
 理由が明確になれば解決策は見つかる。
 結果、無理じゃなかったりする。

 実は若い俳優を対象にした、長期のワークショップを計画中なのだ。
 これまでやっていた「呼吸」のことだけでなく、新しくプログラムを考えているので、かなり生かせるような気がしている。

 まあ、これは演劇だけに限らないね。

 人は自分の思い込みで、自分を制限してしまう生き物だ。
 そのことで可能性を潰す。
 もちろん私もそうだ。
 なのに残念ながら自分ではそのことに気づけない。
 しかし……そうした、漠然とした思い込みを明確にして、一つづつ解放して行くことが、明るい未来につながって行く道だったりする。性格は変えられなくても、思い込みから解放し、考え方やとらえ方を変化させることくらいはできると思う。

 ……やっぱり自己啓発本みたいになってしまった。

 やめよう。

 iPhoneを落として画面が割れた。

P1030125.jpg
 
 自分の写真をこの画面で見ると、傷だらけのワイルドな男に見えたりする。
 明日修理に出してしまうので、今はワイルドを楽しもう。

 これだって考え方なのだ。
posted by 土田英生 at 02:23| 京都 | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする