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MONO代表・土田英生のブログです

2014年06月14日

身体を振る劇作家大会。

 12日に徹夜のまま豊岡に向かった。
 劇作家大会の開会式に出る為だ。

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 城崎温泉は久しぶりだが、とてもいい温泉街だ。

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 しかし、全く温泉を楽しむ余裕はない。
 今日は朝から『劇作の鉄人』という企画の司会、それが終わると街角リーディング。
 この街角リーディングは精神が鍛えられた。
 街角に立って、戯曲を読むのだ。
 しかも1人で一本の短編を全て読む。
 
 私は南河内万歳一座の内藤さんと一緒に回った。
 二人はそれぞれ別の戯曲を読む。
 いやあ、途中から快感にすらなってしまった。
 終わって記念撮影。

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 打合せなどがあってから、中打上げ。
 色んな人と喋った。
 後半、長塚圭史君、前川知大君と何だか熱く演劇について喋っていたら、知らない間に解散になっていた。
 マキノさんと二人でブラブラ歩いて帰った。
 
 城崎には七つの外湯がある。
 温泉に来た人たちは、それを浴衣姿で回ったりする。
 せっかくきたのだ。なんとか温泉には入らないと。

 そう思って、20分だけ空いた時間に一番いいといわれている「御所の湯」に入ってみた。

 
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 私は受付を済ませて中に入った。
 とても気持ちいい。
 入っていたのは15分くらいだが、それでも気持ちが落ち着いた。
 しかしだ。
 周りと私はなにがが違う。
 そうなのだ。タオルを持たずに入ってしまったのだ。
 
 どうしよう?
 出ようと思うと「体を良く拭いてからお上がり下さい」と書いてある。
 拭くものがない。
 取り敢えず脱衣所にそっと戻り、手で隠しながら受付に向かって顔を出す。
 ……小さく「すいません……」と言ってみた。
 しかし、誰もいない。
 早く出ないと、次の企画があるのだ。

 私は浴場に戻り、体を振った。
 小刻みに震わせた。
 まるで濡れたときの犬だ。
 必死で振っていると、外国人のお客さんが私をじっと見ている。
 これが日本の作法だと思ってしまうのではないかと心配になった私は、困った表情をつくってみた。
 彼は笑ってくれた。きっと、理解してくれたんだと思う。
 
 明日も『劇作の鉄人』の司会、『青木さんちのシェークスピア』の出演、そして『レセプションパーティー』の司会と忙しい。
 しかし、絶対に合間に温泉には入ってやる。
 今度はタオルを持って入る。もう体は震わせない。
posted by 土田英生 at 01:55| 兵庫 ☀| 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする