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MONO代表・土田英生のブログです

2014年06月17日

気分転換。

 昨日の夜、劇作家大会から戻って来た。
 ……本当に疲れていたようだ。 
 温泉にでも行きたい気分だった。
 いや、大会が開かれていたのは城崎。関西屈指の温泉地なのだ。
 なんだ、この矛盾は。
 
IMG_3614.jpg

 
 体力的な疲れもあるが、精神的にも疲れた。
 人が集まれば色んなことがある。
 楽しいことも、そうでないことも。
 エゴのぶつかり合いもあるし、考え方の違いもある。

 人と人をつなぐ回路についてつくづく考えさせられた。
 
 とにかく、何かによって人が分断されることが怖くて仕方ない。
 誰とでも緩やかにつながっていたい。
 そして、つながる理由を外側に求めたくない。
 「演劇をやっている人同士だしね」「同じ出身地だもんね」「日本人だしね」
 まあ、なんでもいい。
 人は区別をせざるを得ない生き物だとは思う。
 そして、一旦、区別をすると、それは選別につながり、どっちが優位か自然と競い合いたくなる。

 自分の中にもそうした気持ちがあることは感じている。

 だからこそ、理性が大事なんだと思う。
 区別してしまうことはとても楽だ。そして……どうやらそれは気持ちいい。
 自分の仲間はどこまで。それ以外は敵。
 仲間である確認材料を外側に求め、それが踏み絵になる。
 
 私にも嫌いな人はたくさんいる。
 だけど好きな人はもっといる。
 好きな人たちと別れたくない。チーム分けされたくない。
 
 演劇などの表現活動には、そうしたものに抵抗する回路を提示できる可能性があると思いたい。
 
 ……明日の朝が締切り。
 はっきりいって、とても苦しい。
 しかし、なんとしてでも書き上げなければ。

 今、近所を散歩して来た。
 嵐山はやっぱり水がきれいなんだなあと思った。
 水の周りに蛍がたくさん飛んでいたからだ。
 コーヒーを買って、しばらくぼうっと座り込んでいた。
 さて、帰ろうと歩き出すと……道を鹿が走って逃げて行った。

 少しだけ気持ちが癒された。
 
posted by 土田英生 at 01:53| 京都 ☁| 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする