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MONO代表・土田英生のブログです

2015年01月14日

リサイクル

 昨日は週一回の稽古休み……しかし私は難航しているドラマの脚本書き。
 前の日から徹夜して、夕方に提出。
 東京へ移動した。しかし新幹線の中では一睡もできなかった。
 ただ、じっとしてたのではもったいない。
 どうせなら有効利用しようと、車内でずっとMONOの台本を書く。
 なんてエコなんだ。

 私は分別もきちんとするし、空き箱や段ボールですぐに何かを作る癖もある。
 そうだ。リサイクル脚本家として売り出していこう。早速、再生紙を利用して名刺を作らなければ。

 そして今日の朝からドラマの打合せ。
 まだ書き直しはあるが、やっとトンネルを抜けたと感じられた。次で準備稿にしなければ。
 だって、次はすでに第四稿だし。
 時間がかかり過ぎている。

 脚本は最初にまず書いたものを『初稿』として提出する。
 そのままオッケーということはあり得ない。
 自分自身でも不備を感じることが多いし、書いてみて分かることもあるので、まあ普通は書き直す。

 それを『第二稿』として提出する。
 ここからは出来が良ければ、細かい直しをして『準備稿』になる。
 一度製本されるのだ。『白本』と呼ばれる状態で、表紙は白いままだ。これが関係者に配られる。
 そして問題点があれば、細かく直す。

 ただ、出来が悪ければいつまで経っても準備稿にはならない。
 第三稿、第四稿、第五稿……と、延々と書き直しは続いてしまう。
 ちなみに私は最高で第二十一稿まで書いたことがある。
 あの時は……もう何をしているのか全く自分でも分からなくなってしまった。
 
 そういう意味では準備稿まで行くと、その先はすぐなのだ。
 そこから細かく直した脚本が、今度は表紙付きで製本される。

 ふふふ。
 これが『決定稿』だ。
 まあ、間に『決定準備稿』という曖昧なものが挟まることもあるけど。
 とにかく『決定稿』で終りなのだ。

 いやあ、いい響きだね。決定稿。
 決定だしね。もう覆らない訳だしね。
 脚本を書いていてホッとするのは製本された脚本を渡してもらった時だ。
 表紙にはちゃんと決定稿と書かれていたりする。
 いい言葉だ。決定稿。
 これからは座右の銘を聞かれたら『決定稿』と答えよう。
 再生紙で作った名刺、名前の横にこの言葉を書き添えておいてもいいね。

 連ドラをやっていると、段々と製本された本が増えていく。
 これもちょっとだけ嬉しいのだ。
 仕事部屋の本棚。

IMG_5376.jpg

 
 今、書いている本だってここに並ぶはずなのだ。

 そんな『保育探偵25時〜花咲慎一郎は眠れない!!』はいよいよ今週の金曜日からスタートです。
 番組HP→
 
 始まるのは嬉しいけど……。
 気にしないでおこうと思いつつも、毎回出る視聴率が嫌なんだよね。
 ま、そんなものは結果だし。私は頑張って脚本を進めるだけだ。
 大好きな決定稿に向けて頑張るだけだ。
 
 で、今日の打合せ。
 いや、その前に。
 どうでもいいけど、脚本のプロットなどを手伝ってくれている政池君と根津君も毎回打合せにはやってくる。
 今日、始まる前に撮った写真。

IMG_5365.jpg


 二人ともとても優秀で、私は助かっている。
 いる、いるのだが……なんで無意味にいかついんだろう?
 まずは髪の毛を伸ばしなさいと言いたくなる。
 三人で歩いていたりすると、私は柔道部の顧問かと錯覚する。
 もしくはSPに守られている要人になった気分になってしまう。
 そのくせ、プロデューサーの阿部さんから、私が毒舌を浴びせられていても笑っているだけだ。
 守ってくれない。
 まあ、SPではないので仕方ないのだが。
 ちなみに阿部さんも……優しい。
 
 知らない間に時間は経つ。
 打ち合わせをしていて、ふと時計を見たら14時過ぎている。
 15時には新幹線に乗らなければ、MONOの稽古に間に合わないのだ。
 
 書き直しを約束して、そのまま京都の稽古場に移動。
 新幹線の中では熟睡。
 リサイクルはできなかった。
 到着したのが開始10分前。

 ……有り難いことにすでに仮の舞台セットができていた。
 まだ本を持った状態のままだが、最初の部分を動いてもらいながら形にしていく。
 細かく作っていくのはもちろん完全に台詞が入ってからだ。
 ただ、やってみて、おかしいところは台本も変えていく。
 役者さんからの質問やアドバイスで、新たなものが見えたりする。

 しかし……フフフ。
 今回は面白くなるね。
 チケットも発売中なので、皆さん、よろしくお願いします。
 軽いタッチですが、切ないお話です。

 特設サイトはこちら

tokusetsu.jpg
 


 どうも最近、内容にちょこちょこ宣伝が入ってしまうね。

 なので最後にもう一つ。

 今年の秋、『少しはみ出て殴られた』がソウルで上演される。
 2012年にMONOで初演した作品だ。
 これまでソウルではパク・ヘソン演出で『悔しい女』や『ウェルズロード12番地』などを上演してもらっているが、今回はキム・ガンボ演出。
 劇場はLGアートセンター。1000人規模の会場だ。
 こちらは現在公開されている情報。→
 
 ……今日は早くにベッドに入った。
 しかし、なぜか目が覚めてしまい、なかなか寝られなかった。
 なのでこれを更新した。

 エコだ。
 さて、寝る前にペットボトルを潰して、キャップでもまとめよう。
posted by 土田英生 at 05:24| 京都 ☀| 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする