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MONO代表・土田英生のブログです

2015年07月31日

初日

 初日を前に劇場での稽古がきちんとできた。
 普通、本番当日に行うゲネプロ(本番通りに行うリハーサル)も前日にできた。
 なので明日は劇場に入るのものんびりだ。 
 ただ、今日のゲネプロを受けて、色々感じたこともあるので、本番前にそれは直す。
 
 初日の前はやっぱり緊張する。
 けっこう長い間演出をしてきて、お客さんの反応だってある程度は予測できそうなものなのに、やっぱり幕が上がるまでは分からない。
 
 ただ、とてもチームワークはいい。
 色んな世代の役者さんが揃っているが、誰も威張らず、誰も卑屈にならず。
 まあ、これが普通のことだと思ってるんだけどね。
 スタッフも皆、協力的で心の底から感謝している。
 
 作品を創るということは、人間関係を構築することとつながっている。
 特に舞台はそれが顕著に現れる気がする。
 
 人は誰しも日常の中で疲れる。
 それを癒したり修復するのは宗教だったりする。
 私は……演劇にはそういう役割もあるのではないかと思ったりする。
 目の前で人が演じる。
 虚構であるはずの世界が目の前に広がる。
 それを同じ空間で共有することで、人は安心したり、自分を発見したりする。
 だからこそ、作品の創り手は自らを顧みないといけない。
 一緒に長い時間を共にする人と関係を築けない人に、いい舞台が創れるとは思えない。

 やりたかった人たちと、これからも一緒にやろうと思う若い人たち。
 全員が同じモチベーションで舞台に向かう。
 これ程幸せなことはないし、それは客席にも届くはずだと思っている。

 とにかく初日を迎える。
 『算段兄弟』。
 皆様、三鷹まで足を運んで下さい。
 →「算段兄弟」特設サイト
 
 写真は舞台から撮った客席の写真。
 手前に写っているのは本多君ともたいさん。

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posted by 土田英生 at 02:37| 東京 ☀| 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする