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MONO代表・土田英生のブログです

2015年11月30日

MONO『裸に勾玉』!

 慌ただしくなってきた。

 劇団☆A・P・B−TOKYOのトークゲストをしてその後、初日打上に参加させてもらった。
 演出、主演の高野さんとは昔、同じ劇団に在籍していた過去がある。
 芝居にはその時の香りがあって、私としてはとても懐かしかった。
 翌日は大阪へ移動。劇作家協会関西支部のイベント『劇作バトル』。イキウメ/カタルシツの前川君と彼の書いた『語る室』を題材にトーク。この企画はなにより私が勉強になった。なるほどと思ったり、新しい発見があったりして、新作に取りかかっている私としてはとても嬉しい企画だ。前川君とここまでゆっくり喋ったのも初めてだったし。そしてやはりお酒をのみに行った。
 大阪に泊まって、朝はMONOの打合せ、そしてTHE ROB CARLTONを観る。若い集団ながら、私はここでも懐かしさを覚えた。なんだろ? 一回りしてきたのかなという感想を持った。
 そのまま東京に戻る。
 今日は朝から取材。
 新作の執筆に本腰を入れているのだ。

 MONO第43回公演『裸に勾玉(まがたま)』。
 
 舞台設定は弥生時代後期。
 もちろんリアルにはできない。
 卑弥呼などが出てくる訳でもない。その頃の庶民のなんてことない生活を描く。
 そういう意味では普段の芝居と変わらないのだが、やはり調べなければいけないことはたくさんある。リアリティのないものはイヤなのだ。
 どの辺りに虚構を設定するのか、悩みながらも楽しんでいる。
 
 芝居とか表現は、現在、生活していて感じることから始まる。どうしたって社会に対するリアクションになる。私にだって思うところはたくさんあるし、いいたいこともある。
 かといって、その主義主張を開陳しようというのではない。
 あくまで、人々の有様を描き、そのことで“言葉だけではない”なにかを表現したい。
 時代設定を変えることで、より、現代を描けるはずだと踏んでいる。

 だからまずは、舞台の世界を自分のものにしなければいけない。
 スターバックスで話されている会話を書くように、高床式倉庫の下で喋る人たちの会話を書きたい。
 そういう意味でも、今日は収穫があった。
 
 明日は舞台美術の打合せだ。
 なので、帰ってきてから構想を詰めた。
 面白くなるね。
 ここ数日の間に受けた刺激がいい形で私を奮い立たせている。
 やっぱり、作品を創るのは……苦しいけれど楽しい。

 MONOの先行予約もありますので、皆さん、よろしくお願いします!

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posted by 土田英生 at 01:33| 東京 ☀| MONO | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする