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MONO代表・土田英生のブログです

2016年03月23日

「裸に勾玉」残りは6ステージ。

 1月21日から京都で稽古をし、3月5日に東京で初日を迎えた「裸に勾玉」。

チラシ.jpg


 ※チラシから特設サイトにリンクします。
 
 名古屋での公演も無事終えた。
 劇場は小さい頃から通いなれた栄にある。

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 土日の2日だけだったのだが、土曜日は終わってから中学の同級生と夜中まで喋った。
 懐かしい話をたくさんした。

 私には幼なじみの女友達がいる。
 Mちゃんとしておこう。
 家が隣だったので幼稚園の頃からずっと一緒に遊んでいた。
 小学校からは毎日一緒に夜に勉強した。
 今、考えると彼女はとても美人だったのだと思うが、そんなことを考えたこともなかった。
 中学に入った頃から一緒に遊ぶことはなくなった。
 学校ですれ違ったりすると「おう」と声をかけたりはしたが、友達と一緒の時に会話した記憶すらない。
 なので、中学では私とMちゃんが幼なじみだという事実すら知られていなかった。

 土曜日に皆と喋った時、そこにはMちゃんはいなかったが、そんな話もした。
 
 で、日曜日。
 公演後にアフタートークがあった。
 その時、客席にMちゃんのお母さんの顔があった。私も小さい時から面倒をみてもらった人だ。
 
 公演終了後はそのままセットをバラし、キャストやスタッフはそれぞれ東京や関西に帰って行った。
 
 私は実家に泊まった。
 妹の子供2人、姪と甥もなぜか一緒に泊まった。
 次の日は朝から一日中、彼らの攻撃にあった。
 朝からキャッチボール、サッカー、そしてなぜか自転車で延々三人で走るという過酷な時間もあった。
 甥がピアノを弾き、それに合せて私一人が踊らされるという辱めも受けた。
 のんびりしたいと思い、風呂に入ろうとしても2人が一緒に付いてくる。
 朝の8時半から夜の10時まで……まるでブラック企業だ。
 公演で疲れているので、とても体力を消耗した。

 まあ、好きな物は食べられたけどね。
 まだ、一回しかいったことのないお気に入りのお蕎麦屋さん。

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 そして夜は……あつた蓬莱軒から暖簾分けしたひつまぶしのお店。

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 まあ、ちょっとした里帰りという感じだった。

 昨日の夕方。
 姪、甥と共に外でフリスビーをしている時、通りすぎる車から「ひで君!」という声が聞こえた。
 私を「ひで君」と呼ぶ人は……今やほとんどいない。
 見るとMちゃんのおばさんだった。
 車が停まる。
 私も駆け寄り、しばらくおばちゃんと話した。

「Mは今回、◯◯で観に行けなかったんだわ。謝っとったよ」
 
 と、申し訳なさそうに言う。
 客席からおばちゃんの顔が見えて嬉しかった、と話すと、いきなりおばちゃんは真顔で褒めてくれた。
 どういう訳だか、いきなり私の涙腺が緩む。
 小さい頃に戻ってしまったような気分だ。
 おばちゃんは「頑張っとるねえ。ひで君は頑張っとるねえ」と、何度も繰り返す。
 彼女は毎回来てくれているそうだ。私は涙を堪えるのに必死だった。
 10分程、立ち話をしておばちゃんは車で去って行った。

 改めてMちゃんのことを懐かしく思い出した。
 私が大学で京都へ行った後、それでも実家に戻る度にMちゃんとはよく会った。
 お互いの恋愛相談や、その時々に抱えていた悩みを打ち明けていた。
 それは彼女が結婚し、子供が出来る頃まで続いていた気がする。
 今、考えてみると、かなり私を支えてくれる存在であったね、Mちゃんは。

 今日は大阪に移動。
 明日からは大阪公演なのだ。
 集中して、悔いなく終わりたい。
 おかげさまで……評判も悪くないと思う……いやいや、こういうことは自分で言うことじゃないしね。
 不満に思う方だってたくさんいるんだろうし。

 MONOでまとめてくれているツイッター上の感想は以下にある。

 →MONO「裸に勾玉」感想ツイートまとめ

 ネタバレしているので、まあ、どうしようか迷っている人の参考になればという感じだ。
 
 明日、何をするのかはまとめた。
 芝居がおかしな方向に行かず、いい方向にだけ深まるようにしたい。
 いくら困っても、もう、Mちゃんも、ノスタルジーも今の私のことは助けてくれないのだ。

 今は今で……私を癒し、支えてくれる存在はいるのだ。
 その関係や存在を大事にして、現在、そして、これからに向けて頑張るのみだ。

 なので眠ろう。
posted by 土田英生 at 02:41| 大阪 | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする