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MONO代表・土田英生のブログです

2016年03月27日

最後の1回

 演劇をやっていて最も寂しいのはやはり終わってしまうときだ。
 構想を立てて台本を書き、稽古をして形を作り上げる。
 間の一つに悩み、台詞のつながりに苦労し、皆の知恵や労力をつかって創ったのにそれは消える。
 台本は文字として、そして公演もDVDなどで残るものの、劇場で感じられるあの時間はもう戻らない。
 再演しても役者は変われば別の作品になるし、全く同じメンバーでやったとしても同じものにはならないのだ。
 
 MONO「裸に勾玉」も最後の1回になった。
 
 すでに今日、打上げも終わった。
 稽古から本番にかけて、キャストやスタッフ、彼らがいることが当たり前だったのに、明日を境にその世界とはさようならだ。明日、本番を終えたらそのまま片付けをし、集まって挨拶をすることもなく三々五々別の日常へと戻って行くはずだ。

 MONOは公演がない時、メンバーで集まったりしない。
 きっと全員が揃うのは次回の稽古始めなんだと思う。
 ましてや今回のキャスト、つまり4人の女優さんを含めて全員が揃う機会など全くない。

 いい舞台にしないとね。
 最後だと力んでも、それで結果が出るわけでもないのが難しいところだけど。
 いつものようにやるだけだ。
 
IMG_1801.jpg

 
 お客さんに座ってもらい本番をやる。
 それだけだ。
 当日券もありますので、皆さん、お待ちしています!
 →特設サイト

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 役者がアップしたりするのによく使っているロビーの階段を上がった場所。
 そこから入口を見下ろす。
 ABCホールで好きな景色だ。

 少し眠ろっと。
posted by 土田英生 at 05:04| 大阪 ☁| 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする