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MONO代表・土田英生のブログです

2016年05月21日

面倒なことが好き

 面倒な物が好きだ。

 ノートで仕事する時は万年筆を使っている。
 マニアではないが20本くらいは持っている。
 新しく万年筆を買う時は必ずコンバータも買う。
 これはインクカートリッジを挿すところにつける。するとインクを瓶から吸い上げて補充できるものだ。
 
 現在、使っている万年筆は4本。それぞれ違う色のインクが入っている。
 で、インクが切れてくると、インクを吸い上げ、そしてペン先をキレイにしなければいけない。
 しかもインクを変えたい時などは、中を洗浄して乾かしてからでないと駄目だ。
 
IMG_2359.jpg
 

 ライターもZIPPOを使っている。
 マニアではないが15個くらいは持っている。
 オイルが切れたら補充しないといけないし、フリントという石がすり減れば新しいものを入れなければいけない。

 使っているカバンも革ばっかりだ。
 全くマニアではないが、現在使っている革のカバンは3つ。
 革は時々クリームを塗らないと乾いて駄目になってしまう。
 
 面倒くさい。けれど、インクやオイルを補充したり、革にクリームを塗っているとき、どうやら私はいい気分だ。
 
 そういえば、役者さんを演出している時もそうだ。
 器用にできてしまう人よりも、なかなか上手くならない面倒な役者さんが好きだったりする。
 そういう役者が伸びて行くとき、なにより幸せを感じる。

 私が演劇をやったり、台本を書いているのは自己救済だとよく考える。
 人は誰でも自分の存在を確認したい。
 面倒で手間がかかるということは、自分がいなければいけない気分にさせてくれる。
 
 だから面倒なことが好きなんだと思う。
posted by 土田英生 at 07:25| 東京 ☀| 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする