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MONO代表・土田英生のブログです

2016年06月25日

猛然と書くはずだった

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 松江にいる。
 ホテルの窓から宍道湖が見渡せる。
 
 これまで何度も延ばしてもらってきた原稿がまだまだ終わらない。
 一昨日、書きかけの状態で打合せをさせてもらったのだが、アドバイスもらったことですっきりした。
 もう、行ける。

「次の締め切りには出します! もう今から猛然と書きます」

 と、宣言をして編集者の人と別れ、さらに自分に勢いをつけようとお寿司を食べて事務所に戻った。
 私はやる時にはやるのだ。
 食べ過ぎたのか眠気に襲われ……気がついたら眠ってしまっていた。
 
 起きてシャワーを浴びたが、ちょっとむしゃくしゃすることもあって落ち着かない。
 まずは横山拓也くん、「よっこん」に電話をした。
 よっこんと話す時の私は結構な毒舌だ。
 彼は黙って聞いてくれる。
 すっきりしたところでパソコンに向かったら、久しぶりの女友達から下北沢にいると連絡をもらった。
「暇ですか」と尋ねている。

 いや、無理だ。
 無理なんです。
 私は仕事をするんです。猛然と書くんです。

 ……一杯だけビールを飲もうという話になった。
 よく行く店にした。
 と、ヨーロッパ企画の上田君や本多君が、隣のテーブルで話していた。
 
 気がついた時には一緒になって喋っていた。
 上田君とすっかり話込んでしまった。
 店も閉店時間になっている。
 一杯だけだったはずのビールは5杯以上になり、ウイスキーに変わっていた。

 皆とさよならをした。
 女友達は下北沢の街に消えて行った。

 よし、今から猛然と書こう。
 と思ったのに……事務所で上田君と二人で話し込んでしまった。

 ヨーロッパ企画はとても人気のある劇団だ。
 そしてMONOと同じく京都を拠点にしている。
 
 いやあ、楽しかった。
 そして窓の外は明るくなっていた。
 5時過ぎている。
 さすがにお開きにした。

 それから一応、そっとパソコンを開いてみたが……無理だった。

  少しだけ眠った。

 朝、9時から知り合いの映画監督と会った。
 実現するかどうかわからないが、一緒にやろうと話しているので、あれこれ好き勝手なアイデアを話した。彼女と別れ品川でマネージャーと打ち合わせをして、そのまま羽田から松江に移動。
 
 松江では戯曲の書き方講座をするのだ。
 ただ、昨日は打ち合わせだけだったので、そのままホテルにチェックインした。
 さてと、今度こそ、猛然と原稿の続きを書こう。

 ホテルには温泉がある。
 まずはリフレッシュだ。
 宍道湖が見える大浴場は気持ち良かった。
 身体がふやけた。 
 部屋に戻って……戻って……気持ちよく眠った。
 さすがに寝不足だったのだ。

 起きた時、電話があった。
 今からちょっとお店に行くんですけど、土田さんはどうしますか。
 猛然と書くつもりだったのに、猛然とお店に行ってしまった。
 何を飲みますかと聞かれたので、いや、今日は……。
 日本酒をいただいた。

 けれど。
 部屋に戻ってからベッドの上で腹筋したり、シャワーを浴びたりして酔いをさまし、それから3時間ほど書いた。あまり……進まなかったけど……まあ、でも、やらないよりは……ねえ。

 今日は今から夕方まで、1日かけて戯曲講座をする。
 自分も書けてないくせに、と少し後ろめたく思うが、それとこれは別だしね。
posted by 土田英生 at 08:40| 島根 ☁| 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする