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MONO代表・土田英生のブログです

2017年03月10日

北九州へ!

 大阪公演が終わった。
 昨年からの疲れがたまっているな。結構フラフラだ。
 しかし、不思議と劇場にいると元気になる。やっぱりアドレナリン的なものが出てるんだろうね。
 最終日の公演が終わって、片付けが終ったのは22時くらい。

 そのまま帰ろうと思ったのだが、結局、ちょっとだけ飲むことになった。
 最終電車で京都へ帰った。
 翌日は……もう、必死で起きた。中学生が部活の朝練に行く時のような必死さで起きた。

 東京に移動しなければいけないのだ。
 「小松幹生さんを偲んで語ろう会」。
 私は発起人のくせに、準備も皆に任せっきりだったので、恐縮しながら参加する。
 篠原久美子さんと一緒に司会させてもらった。
 
 ……小松幹生さんには本当にお世話になった。
 前にも書いたが、私の最初の戯曲集「算段兄弟/ー初恋」を出版してくださったのも小松さんだ。
 物静かな方だった。出しゃばることもなく、いつも一歩引いて皆を眺めているようなところがあった。
 けれど、劇作家協会などのパーティーなどで、気がつくと横に立っていたりする。振り返ると「元気か」と声をかけてくれ、取り留めのない話をしては知らない間にいなくなっていた。夜中に突然、若い頃の思い出などが綴られたメールを送って来たりもした。
 亡くなる少し前、私がお見舞いに行った時にも、看護士さんは「小松さん、喋れるかなあ」と言っていたのに、私を見つけると元気に起き上がり、いろいろな話をしてくれた。

 会は無事に終了した。
 様々な人からのスピーチなどを聞くうちに、私は悲しくて悲しくて仕方なくなった。
 スタッフでの打ち上げ。
 途中、石原燃、瀬戸山美咲、長田育恵、私はくだらない話で妙に盛り上がった。
 「お喋り」は私のトレードマークなので、私も負けずに話していたとは思うのだが、時々、鼻がツンとする。三人を眺めながら、ああ、今、この人たちは生きてるんだなあと思った。私は泣きそうだった。やばいやばいと必死で涙を堪えた。
 
 下北沢の事務所に帰り、コーヒーを淹れた。日課になっているアーモンドとチョコレートも横にある。
 色んなことをぼんやり考えた。
 これまでのこと。
 これからのこと。

 そんなことをTweetしたら友達から連絡があった。
 下北沢にいるというので少し会って、再びくだらない話をした。
 また泣きそうだった。

 昨日。
 起きてから洗濯をして、ご飯を食べて、また眠った。
 起きて掃除をして、音楽を聴いていたら、また眠ってしまった。
 起きてサスペンスの再放送を見ていたら……また眠ってしまった。夢の中にテレビの音が入り混んできて、現実との境目が曖昧になる。
 次に目が覚めたのは夜だった。
 ……こんなに何もしない1日は去年の秋以来だ。

 スタッフは今日、劇場に入って舞台セットなどを立て込んでいる。
 私は午後の便で北九州に入る。
 本当はもっと早い便に変更しようと思って羽田に早く来てみたのだが無理だった。
 ま、調べもせずに行動するのが悪いんだけどね。
 なのでこれを書いている。

 MONO『ハテノウタ』。
 明日、明後日が北九州。
 その後、四日市、東京と続きます。
 みなさん、観に来てくださいね。→
 
posted by 土田英生 at 13:08| 東京 ☀| 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする