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MONO代表・土田英生のブログです

2018年10月07日

路上演劇祭2

私たちがフィールドとしている小劇場と呼ばれるところは、基本的に新しい団体や表現が次々と出てくる。
移り変わりも激しい。
10年経てばかなりの劇団が姿を消す。

MONOは来年で30年。
まあ、結構、長くやっている方だと思う。

京都で劇団活動を始め、10年くらい経った頃から全国公演をするようになった。
その頃は動員も伸び、取材なども増え、これからの劇団としていろいろな媒体で取り上げてもらった。私もテレビドラマの脚本なども書き始め順風満帆だった。

その頃は7人体制。男性5人と女性2人。
客演などを一切呼ばず、劇団員だけでの公演を続けた。
「ー初恋」「約三十の嘘」「燕のいる駅」「きゅうりの花」など今でも上演してもらっている様々な作品はこの時期に書いたものだ。

やがて女優が抜け、それ以来はずっと男性5人でやってきた。
20周年もそのメンバーで迎えた。
このままでいいと思っていた。
どうしても男性5人だけでは作品の幅が狭くなるので、客演は呼ぶようになっていたが、それでも不都合は感じなかった。

一時期よりは減ったけれど、それでも来てくださるお客さんもたくさんいるし、私たちは比較的順調に公演活動も続けている。

ただ、これからの10年を考えた時、このままでは徐々に縮小して行くだけだと考えるようになった。

私は一応、劇団の代表なので、先のことを考えなけれないけない。
MONO特別企画でオーディションをしたり、俳優育成講座というのを開いたりしたのは新しい出会いを求めてのことだった。
どうも私は同じメンバーで物事を積み重ねていくことが好きらしい。

紆余曲折はあったが、今年新しいメンバーが増えた。

20年ぶりのことだ。

今回、観劇三昧が企画している路上演劇祭への誘いをもらった。
これまでのMONOだったら参加など考えなかった。
正直に言えば、今更ショーケース的な場所にノコノコ出て行くのもなあという感じもあった。

けど、新しいメンバーが「やってみたい」と言ってくれた。
渡辺啓太君は他の舞台に出ていてスケジュールが合わなかったが、女優3人はやるという。
若い人たちなどにMONOを知ってもらうためにも参加してみたいというコメントを聞き、私も腰をあげた。

20分弱の短編を書いた。
タイトルもある。

『座れ、オオガミ』

野外でやって、果たして鑑賞に耐えられるものになるのか、それはわからないけど、それでも一週間稽古をしている。
会話を得意とする私たちの芝居の一端は理解してもらえるものになって来ていると思う。

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10月8日の14時15分から、下北沢の会場。
入場無料のカンパ制ですし、カレーフェスとのコラボなので色んなカレーも食べられます。
MONOの短編には柿喰う客の七味まゆ味さんも遊びに来てくれますー!

上演終了後、15時からは観劇三昧で物販及び交流会もありますので遊びに来てください。

詳細はこちらをご覧ください。→



posted by 土田英生 at 03:07| 京都 ☁| MONO | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする