表紙に戻る
MONO代表・土田英生のブログです

2009年01月21日

リアルな夢。

 ……今日は朝の7時に嫌な夢を見て飛び起きた。
 起きてからも何だか感触が残るくらい、生々しかった。

・・・・・・・・・・・・・・


 芝居の初日。あれは絶対に今回の芝居だったのだと思う。
 私はカーテンコールをしていた。まばらなお客さんの拍手。
 私は思っていた。『やってしまった。とにかく大失敗作を上演してしまった……』
 コールが終って袖に入ると、水沼君がいた。
 私は聞いた。『ますいよな、今回の芝居?』
 水沼は腕組みをしながら言った。『そうだなあ……とうとうやっちゃったなあ……』
 
 私は泣きそうだった。楽屋まで走った。途中で尾方や奥村がとぼとぼ歩いているのを抜いて楽屋まで走った。なぜか楽屋では金替が淡々とメークを落としている。

 ガバメント・オブ・ドックスの故林君が観客で来ていたようで、楽屋見舞いに来ていた。私は故林君に言った。

『どうだった? 駄目だよね?』

 故林君は否定してくれない。そして彼は言ったのだ。

『まあ、好きな物を創ったと割り切ればいいんじゃないか?』
 
 私は泣きべそをかきながら叫んだ。

『まだ5箇所回るんだよ。この芝居で回るんだよ! ああ、今から直すから手伝って』

 故林は『うん。だったら俺の事務所に来いよ』

 私は役者を探した。今から書き直すことを伝えようと思った。まずMONOのメンバーに伝え、それから女性の楽屋の前で叫んだ。『着替えは終った? 書き直すからね!』

・・・・・・・・・・・・・・


 起きてからも動悸がおさまらない。前の晩だって結構遅かった。なのにもう眠れない。
 書き上がっているはずの台本を読み返す。それでも怖い。だから朝から美容院を予約し、髪を切り、そのまま歯医者に行き、それから台本の台詞をちょっと直し、早くに稽古場に行って台詞を覚えた。

 ……公演の前はいつもこうだ。
 あああああああ、悲観的な考えばかりが頭をよぎる。どんなに台本を見直し、どれだけ稽古しても怖いのだ。怖いなあ、ホント。

 明日は名古屋で記者発表。

 きっと私は大きな声で言う。『自信作なんです』と。

 
 
posted by 土田英生 at 01:42| 京都 ☀| 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする