1年間、全く英語を喋る機会もなかった。
別に街をウロウロしたり、買い物をするのには困らない。
ただ、久しぶりに友達と会って、色んな話をしようとしたら……本当にもどかしかった。
元々、私には「何とか聞ける。カタコトで喋れる」程度の英語力しかない。しかしもう少しましだった気もする。勘違いだろうか?記憶が美化されているだけなのか。
Brendanに「こんな感じだった?」と聞いたら「いや、今はひどいよ。初めて会ったときよりはましだけど」と言っていた。
頑張らないと。
これから毎日英語はやろう。
出来ればもう一度学校にでも通おう。
決めた。
ソウルで私の作品「悔しい女」の上演が再び決まった。一昨年、初演は私も実際に観に行ってとても感動した。面白かったのだ。演出のパク・ヘソンもこの上演で賞を取った。彼女が東京に来た時にそのお祝いをした。
それで昨年は再演。再演の方が更に面白いという評判だった。それで再々演になったのだ。ヘソンから「今回は観に来て」という案内をもらった。舞台上で対談もしたいと言う。彼女は大学時代をカナダで過ごしているので、メールのやりとりなどは全部英語でやっている。それでも彼女は最近、少し日本語も理解する。
私も少しは韓国語の勉強をしないとなあ。
よし、韓国語も始めよう。
これは簡単な本でも買って来て、少しづつやってみよう。
決めた。
本当だろうか。
自分でも分からない。
ただ、今はそんな気分になっている。


