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MONO代表・土田英生のブログです

2014年04月01日

行き当たりばったりの文章。

 京都に戻った。
 東京だとシャワーばかりなので、久しぶりにゆっくりお風呂に入る。
 出てから体重計に乗った。
 あれ? また痩せている。
 東京では毎日人に会い、芝居も四日連続で観たりして、お酒もしっかり飲んでいたというのに。
 大丈夫なのか? 
 だけど、この前、健康診断を受けたところだしね。
 素直に受け入れて喜ぼう。
 
 それにしても身体が軽い。
 軽いので、身体を動かしたくて仕方なかったりする。
 郵便物を出しに行くのに、ポストまで意味なく小走りになったりしている。
 なんだ、この、健康具合は。

 スポーツがしたい。
 野球がしたい。
 山に登ったりしたい。

 家の裏には山がある。
 前に、散歩途中に迷い込んで、予想外の大冒険になったところだ。
 あの時は焦った。
 散歩で遭難するかと思った。
 まあ、あの頃はまだ太ってたし。
 今の私は違う。なんなら走って登ってみてもいい。
 明日試してみよう。

 しかし、このまま痩せ続けたら、学生時代の体重に戻ってしまう。
 そう言えば、最近、私の内面もまるで思春期だ。
 浮き沈みが激しい。小さなことで悩んだり喜んだりしている。
 痩せているのではなく、退行しているのかも知れない。

 昔、『ふしぎなメルモ』というアニメがあった。
 メルモちゃんは赤いキャンディーを一つ食べると若返り、青いキャンディーを食べると年を取る。

 ……。
 私はフリスクを常時持っている。
 初代の白いやつから、歴代のフリスクは全て試している。
 最近、オレンジ色のフリスクが出た。かなりのお気に入りだ。
 そのせいかも知れない。あれは赤いキャンディーと同じ効果があるのだ。
 あれを一つ口に入れる度に、少しずつ幼くなっていく。
 『ふしぎなツチダ』だ。

 そうなったらどうなるのか?

 18歳に戻ったら、初舞台を踏もう。
 いやあ、あの時は緊張した。
 今でも袖の中の景色を鮮明に覚えている。
 しかし、あの時だ。
 本番が終わった直後に、私は興奮した。
 大学の中を走り回った。
 出会えたと思った。
 そうなのだ。一生演劇を続けようとあの時に決心した。
 演劇に猛烈に恋をした瞬間だった。
 
デジャヴ.jpg 
 
 大学一年生の冬。
 鴻上尚史さんの『デジャ・ヴュ』という作品。
 純粋に言えば初舞台ではなく、二度目の出演だ。
 しかし、これは主役だったこともあり、私にとっては思い入れのある作品だ。
 左が私で、右が犬飼若博君。
 彼は今も役者として活躍している。
 数年前、土田英生セレクションで『─初恋』をやった時に出てもらった。
 
 待て待て。
 初舞台というなら、もっと前に戻らないと。
 フリスクをどれだけ口に入れればいいのだろう。
 保育園でやった発表会だろうか?
 いや、小学校の2年生の時に、学芸会でやった『小鳥1』という役だね。
 登場の台詞は今でも覚えている。
 『チュンチュンチュン』と言いながら、袖から登場するのだ。
 すると反対側の袖から小鳥2の女の子が『ピーピーピー』と出てくる。
 
 今、段ボールの中に入っていた写真をかき回してみたら、学芸会の写真が一枚あった。
 昔の写真は実家にあるはずだが、どうしてこれだけここにあったんだろう?
 これは……小鳥2ではない。
 『やまねこ5』だ。4年生の時のやつだ。
 それにしても、どうして私は役名まで覚えているのだろうか。
 この頃から演劇が好きだったのかも知れない。
 楽しかったしね。

gakugeikai.jpg

 右端が私だ。
 ちなみに左端の女の子は、噂によると早稲田大学かどこかで演劇をやっていたらしい。
 芸達者な子だった記憶がある。
 
 ……なんだこの文章。
 どうやって着地するつもりなのか?
 なにも考えずに書いてるので、よくこういうことになるのだ。
 ただ、痩せたと書こうと持ったのに……メルモちゃんが出て来て、方向が変わってしまった。
 
 プロットを立てることは重要だね。
 行き当たりばったりだと、やっぱり話は終わらない。
 こんなことを書いていたら、締切りが迫ったプロットのことが、頭を占領してきてしまった。

 仕事に戻る。

 
posted by 土田英生 at 03:03| 京都 ☀| 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする