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MONO代表・土田英生のブログです

2014年04月21日

大事なこと、どうでもいいこと

 寝不足だった。今日も朝まで起きていた。
 午後に人と会うことになったので、12時前から3時間くらい眠ってから出かけた。

 楽しく話せたんだけど、考えをうまく言葉にできなかった気がする。
 伝えようとした内容が、私の頭の中でもはぼんやりと形が見えているだけなのだ。なので説明しきれない。

 ああ、もどかしい。

 しかし、これは大事なことなのだ。
 私には新しい道が見えている。
 だからちゃんと考えよう。

 で、夕方。
 事務所に戻ってから2時間くらい眠ってしまった。
 起きて、手探りでメガネをさがした。
 ん? ない?
 電気をつけた。ベッドの周りには見当たらない。
 お、そういえば……。
 歩いて行ってテーブルの上のメガネを手に取った時、違和感があった。

 ……それが腕時計だということに気がついた。

 半分寝ぼけながら「腕時計をかけようとしたよ。フフフ」と笑った。
 もしかけたら、腕時計ではなくなってしまう。
 なんだろう。目時計だね、目時計。
 
 …………

 ここまで書いた時、なぜか私の脳裏には後藤ひろひとの顔が浮かんだ。
 みなからはなぜか「大王」と呼ばれる男。
 私は無理して「ひろ」と呼んでいる。
 理由はないが、今日は「ヒロヒロ」にしよう。

 なぜ、ヒロヒロの顔が浮かんだのか。

 7月に出演する「大田王」。→
 ヒロヒロ、川下大洋さん、三上市朗さんの3人によるユニットだ。
 この前、チラシの写真撮影の時だ。
 大洋さんが「ツッチーのブログ、時々読んでるよ」と言った。
 すると、ヒロヒロが間髪入れずに「だけど、この人、嘘か愚痴しか書いてないんだよ」と言った。
 
 どういうことだ?
 嘘と愚痴しか書いていない?
 うん、愚痴は認めよう。
 しかし、嘘とはなんなのだ?
 いや、もちろん、文章を書くということは、それ自体が嘘であるわけで、そういう意味ではそうだ。
 しかも、書く時に脚色はしているかも知れない。
 だけど、だけど、嘘ではない。
 
 とにかくヒロヒロは、私がなにを発言しても「嘘だ」と言う男だ。
 「腕時計とメガネを間違えた」ということを話しても、ヒロヒロには嘘だと断定されるだろう。

 だから彼の顔が浮かんだんだと思う。

 どうにかして本当のことだと分からせたい。
 嘘だと言われたわけでもないのに、想像しただけで勝手に悔しくなった。

 どうにかして証明してやる。

 IMG_3256.jpg

 これがそのメガネと腕時計。
 どうだ……いかにも間違えそう……ではないな。
 まずい。
 これでは証明できない。ヒロヒロの勝ち誇った笑みが見える。

 ああ、もどかしい。

 覚えてはいないが、腕時計が間違えやすい形に置かれていたのかもしれない。
 
IMG_3260.jpg

 これでどうだ?
 これなら誰でも間違える可能性がある。
 どうだ、ヒロヒロ。
 
 ……まだ不安だ。
 私は目が悪いのだ。だからこそメガネをかけている訳だし。
 ということは、メガネを探している時、ぼやけて見えていたはずだ。

IMG_3259.jpg

 ふう。
 もう私が嘘つきだと言われることはなくなった。
 しかも寝起きという大きなハンデもあったんだし。 
 これで証明できた。もう安心だ。
 今度は私が笑う番だ。

 …………。

 自己嫌悪だ。
 私はなぜ……メガネと腕時計をテーブルにおいて写真を撮ったり、しかもわざわざボカしたりしてるんだろうか。誰にもなにも言われたわけでもない。
 なのに後藤ひろひとさんのことを勝手に使って書いたりして。
 もしかしたら、私がこのエピソードをヒロヒロに喋った時、彼は優しく言うかも知れない。

「ハハハハ。ツッチー、分かるよ。メガネと腕時計を間違えることってあるよな? それは大変だったな」

 ああ、疑った私が悪かった。
 ごめんヒロヒロ。

 『走れメロス』の最後。
 メロスが逃げようと思ったことを告白すると、親友であるセリヌンティウスもメロスを疑ったことを謝る。
 そして抱き合って二人は泣く。

 どうしよう?
 今度、ヒロヒロに会ったら、抱きついて泣いてしまうかも知れない。
 
 いや、こんな「どうでもいいこと」はおいておいて、「大事なこと」の方を考えよう。
posted by 土田英生 at 02:14| 東京 ☔| 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする