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MONO代表・土田英生のブログです

2014年08月05日

脚本ダイエット

 昨日から書き続けていた。さすがに疲れた。
 肩も背中もガチガチだし、目も疲れた。
 ……ちょっと休憩だ。
 いや、休憩にこれを書いていたら疲れは取れないと思うが、ここには愚痴がかけるので精神衛生にいい。

 ……しかしだ。
 この前、知り合いから言われた。

「お前のブログ、愚痴ばっかりだし……特に最近は暗いよ」

 だって……だって……。
 個人的にも辛いことがあったし、ニュースを見てても気が滅入るばかりだし、そのニュースすら信用できないし、元々私は悩み性だし、明るい要素などどこにもないのだ。
 しかし、ただでさえ『愚痴ブログ』とからかわれている。
 このままではいけない。
 『前向きブログ』に変えてやる。
 こうなったらここには明るいことしか書かない。
 
 それにしても……もうもう、猛烈にまずい状況だ。
 先月末に終えるつもりだった原稿が終わらず、別の締切りも迫っている。
 自分の気分もあってなかなか捗らない。この先のことを考えると真っ暗な気分になる。

 ……おいおい、いきなり愚痴になってしまった。
 どうしよう?
 そうか。明るく愚痴を書けばいいのか。
 
 嬉しいことに猛烈にまずい状況だ。わーい。
 だから、昨日からは有り難いことに一歩も外に出ず、とにかく部屋にこもってやっほーいと書き続けている。
 だけど、ハハハハ、終わらないんだよね。ああ、幸せだ。

 ……無理だ。こんな調子では書けない。
 やっぱり内容と文体はリンクするのだ。

 楽しいことはなんかないだろうか?
 今の私を幸せにするものはレザークラフトだ。しかし東京には道具を持ってきてないので何もつくれない。いや、大体、つくっている時間はない。
 そうだ。
 関西に帰っている間につくったものの話を書こう。
 
 二十代の頃、革のカバンが欲しかった。
 しかし、買うお金がない。
 三十になり、やっと仕事をさせてもらえるようになった時、革のカバンを買った。
 店の人が「いつでも修理しますから、長く使ってくださいね」というので、私は「あのね、これ一生使いますよ」と言った。
 毎日それを持って出かけた。
 五年もするとボロボロになった。修理に出さないとと思いながら……新しいカバンを買った。
 それからカバンはいくつも変わった。
 部屋にカバンがあふれていたので、使わないものを処分しようと思った。
 その中にあのカバンがあった。

IMG_3828.jpg


 ……これは捨てられない。想い出の品なのだ。
 けど、底も破れていて使えない。修理に出すか?
 いやあ、もうこれは使わないだろう。
 そこで気づいた。
 私はなんの為にレザークラフトを始めたのか。
 いや、実は目的はない。
 そこに革があるから、というような哲学もない。
 ただ、せっかく道具があるのなら、このカバンを解体して、その革を使ってなにかをつくればいいのだ。
 で、大田王の本番中に家に帰ってからせっせとつくった。

IMG_3924.jpg


 ランドセル型のワンショルダーにした。
 型紙もなく、適当に思いつきでつくったので、おかしな場所に穴があいていたりするが、それもご愛嬌だ。
 小さくなったが、一応、B5サイズのノートなどは入る。
 しかも、中には様々な革グッズが収納できる。

IMG_4087.jpg


 財布などは自作ではないが、他は合間を縫ってちょこちょこ創作したものだ。
 リップケース、フリスクケース、ヘッドフォン入れ、充電器ケース、ペンケース、タバコケース、名刺入れ。
 来年あたり「革男子」がブレイクすることを期待している。そしたらきっと私は人気者だ。
 
 気分が少し明るくなった。
 明るくなったついでに宣伝しよう。
 
 「俳優育成講座」は長久手会場だけまだ募集中です!→
 これは20代の俳優100人と出会い、これから一緒に創作ができる人を見つけようという企画だ。
 ただ、問題がある。
 先日、広島、北九州、伊丹の締切りを終えた。
 広島と北九州が定員に足りなかった。特に広島はとても少ない。
 しかし、どの会場も同じ基準で選考させてもらおうと思っているので、実際はもっと少なくなる可能性がある。
「土田英生・20代の俳優 八十何人かと出会う」になってしまう。
 仕方ないね。
 それでも、面白そうな人がたくさんいた。
 
 あと……。

 8月9日から【千葉雅子×土田英生 舞台制作事業】『姐さん女房の裏切り』の前売りが開始されます。
 去年、東京だけでやった作品を、改訂して全国5箇所で上演する。
 →

 元々書き直すつもりだったが、一つだけ懸念がある。
 私が痩せてしまったことだ。
 ずっと部屋にこもっている設定だったので小肥りがよかったのだ。
 しかし、その為に元に戻るのも悔しい。
 だからこもっているからこそ、必死で身体を鍛えているという風に設定を変えることにした。無駄に筋トレしているシーンなどを加える。
 これで今度は太れなくなった。
 太ってしまえば、上演できなくなるのだ。
 「ワンサイズ小さいお気に入りの服を買い、それを楽しみに痩せる」というダイエットがあるが、それと同じだ。筋トレシーンを面白く書いて、それをやるのを楽しみにすれば戻らなくて済む。
 おお、これはいい。
 脚本ダイエットだ。
 自分で書いて出演する人ならできる。痩せた役を書き、それまでに痩せればいい。
 いや、ダメだね。
 しかも、ダイエットで検索してここにヒットしたりしたら、なんのこっちゃだ。
 
 そんなこんなで……仕事に戻ろう。
 しかしお腹が空いた。
 まずい。先に筋トレシーンを書くか?
 いやいや、締切り順にやっていこう。
posted by 土田英生 at 19:59| 東京 ☀| 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする