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MONO代表・土田英生のブログです

2014年08月09日

川崎タカオさんに無意味な確認をした

 今、書いている物語の中に、仕事がイラストレーターだという男が出てくる。
 で、仕事のことを聞きたいと思い、川崎タカオさんに電話した。
 川崎さんと出会ったのは私が関西版ぴあで「自分好き」というコラムを連載していた時だ。
 毎回私の文章に合わせて愉快なイラストを描いてもらった。

 jikachuudoku.jpg
 その時の連載はまとめて『自家中毒』というタイトルで出版してもらったのだが、その表紙絵を描いてくれたのも川崎さんだ。

 ちなみにこの本はもうない。
 Amazonなどでは中古品などが出ている。
 前に見たときは「1円から」となっていた。
 思い出した。どうして見たのかというと、知り合いと喋っていたらその人が私に言ったのだ。

「土田さん、エッセイとか出して下さいよ。出たら私、絶対に買いますよ」

 フフフ。
 実はあるんだよ。
 私はここぞとばかりにこの本を宣伝した。すると、その場で彼女はネットを開いて調べ始めた。

「あ、あった。1円からですよ」 

 彼女は嬉しそうな声を出す。

「だったら買ってくださいよ。1円なんだし」

 と、いう私に対して、彼女は……どういうわけだが、途端に表情を曇らせた。そして残念そうに言った。

「でも……配送料が250円くらいかかりますし」

 おいおい、本が出たら買うと言っていたではないか。人とはそういうものだと知った。
 ちなみに今見てみたら『自家中毒』は中古品が172円からになっている。もちろん配送料もかかる。257円かかるらしい。
 ……しかし、なんだこれは。一番高いのは……15,430円になっている。
 誰が買うというのか。間違えて買ってくれたらラッキーということなのか。しかも+配送料が257円かかる。
 
 話がすっかりそれた。川崎タカオさんのことだった。
 
 MONOでは『地獄でございます』『少しはみ出て殴られた』『のぞき穴、哀愁』の公演チラシを描いてもらった。MONO結成20周年の記念の本にもイラストを描いてもらっている。
 彼とはなんだか羞恥心の方向に共通する部分があるので、私は勝手に合うと思っている。
 色々想像して、勝手に悩んだりするところも似ている。
 
 で、色んな質問をした後、私は聞いた。

「これまで何度も川崎君に私の似顔絵描いてもらってるんだけど、あれ、アイコンとして使わせてもらえないかなあ」と聞いてみた。
 そうなのだ。
 痩せたのでツイッターなどのアイコン写真を変えたばかりなのだが、友達から変だと言われたので再び変更しようと思っていたのだ。
 電話で許可をもらい、早速これまで描いてもらった私のイラストを見てみた。
 ……アイコンになりそうなものはなかった。
 怖い顔をしていたり全裸だったり……。
 前回の『のぞき穴、哀愁』は笑顔なのだが……穴を覗いているので下が切れている。
 だったら、なんで許可を取ったのか。
 ちゃんと確認してから聞けばよかった。
 これで別のアイコンにしたら「あれ、あいつ聞いてきたくせに使わない」と思われるんじゃないかと気になる。
 かといって、「やっぱり別のにするね」とわざわざ連絡するのはおかしい。
 「他人のアイコンをどうするかなんて知らないよ」と思われてしまう。

 ……と、いうようなことで困惑するのも、きっと川崎さんと似ていると思う。
 
 川崎さんのブログでも載せておこう。
 『渋く滑稽に』→
posted by 土田英生 at 01:20| 東京 ☁| 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする