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MONO代表・土田英生のブログです

2015年06月05日

久しぶりの更新

 ここを更新する習慣がなくなってしまっていた。

 久しぶりに書こうと思った。
 そして頻繁に更新しようと決意した。
 
 ……まあ、とにかく……暗かったね。
 今はやっと普通になったと思える。

 誰だって常に何かしらの問題は抱えている。
 個人的に幸せいっぱいでも、悩める友人を抱えていたり、社会の動きに不安を感じたり、ニュースに心を痛めたりもする。
 しかし、私が4月から暗かったはちょっと種類が違っていた。
 理由が思い当たらない。いや、正確に言えばたくさん理由があって、それらが積み重なってその重みに耐えられなかったという感じだ。
 
 とにかく下北沢にこもってじっとしていた。
 前向きな活動はほとんどなかった。
 生産性のない毎日だった。
 唯一やっていたことはレザークラフトだった。
 そういう意味では生産していたね。革製品をたくさん生産していた。
 その結果、もう私の持ち物で革に包まれていないものはないと言っても過言ではない。
 しかも、最後は包むものがなくなってしまった。

 なので更にそれを入れるものを作ったりした。
 例えば目薬だって革の小さな袋に入っている。ポケットティッシュも、フリスクも、とにかくあらゆるものが革で覆われている。そしてそれらが更に革に入れられている。もう『革マトリョーシカ』状態になってしまった。革の中から革が出てきて、その中からさらに小さな革が出てくる。
 逆になかなか目的の物が取り出せない。
 どこまで行っても革にブチ当たる。
 『革金太郎飴症候群』と名付けてもいいかも知れない。

 この前、久しぶりに大阪で打合せがあったので、新幹線に乗った。
 慌てて出かけたので、鞄の中がグチャグチャだった。
 なので座席に座ると、鞄に入っていたものを取り出して整理を始めた。
 鞄から次々に取り出される革の小物。
 気がついたら隣の人が驚いた表情を浮かべて私を見ている。
 恥ずかしかった。
 きっとあのサラリーマンは家に帰って娘に話しただろう。
『今日な、お父さん、新幹線で革男を見たよ』
 
 友達に頼まれていた物も作ったりした。
 キーケース、手帳カバー、iPhoneケース、名刺入れ、ペンケース……。
 私は劇作家協会の会員だが、その資格すらないのではないかと不安になった。
 レザークラフト協会に入るべきだと思った。

 そんな革にまみれた引きこもり期間のおかげで、私は段々普段の元気を取り戻した。
 しかし……4月に提出するはずだった仕事は完全に飛んでしまった。
 ああ、皆に迷惑をかけた。

 今はドラマの脚本を書いている。
 そんな状態から久しぶりに仕事を始めたので、最初は戸惑った。
 どう書いたらいいのかすら分からない。
 いつもの自分のペースで締切りを設定してもらったのだが、全然間に合わなかった。

 一昨日の夜中、なかなか進まず、Twitterに脚本が書けずに苦しいという呟きをした。
 すると……ケラさんから『俺も』という返信があった。
 なので『しかも眠いんです』というような返信をしてみた。
 ケラさんからは『あのね、俺も』という返事があった。

 ……私はある女性の顔を思い浮かべた。

 実は私とケラさんを担当してくれているマネージャーさんは同じなのだ。

 彼女は原稿の締切りが遅れる度に、先方に謝まらなければいけない。
 ちなみに私はTwitterに書いていた時点で既に締切りを完全に過ぎていた。ケラさんがどういう状況だったのかは分からない。しかし、きっと似たようなことになっていたのだと思う。
 そして……そのやり取りの後、私は実際に寝てしまった。
 ケラさんは寝ずに頑張ったのだろうか。
 
 数日遅れで提出し、今日、電話で打合せをした。
 なので今日はその書き直しをしていた。
 ……いい感じにペースも戻ってきた気がする。
 
 頑張ってそれを終わらせて、『算段兄弟』の準備に入らないといけない。
 時代やキャストに合せて全面的に改稿しているので、すでに随分と変わってしまっている。
 前に書いたときとは、描く視点も変化している。
 面白い舞台にしないとね。

 チケットの先行予約も始まっています。
 ここからはチラシの表裏もダウンロードできますので。→

 ……元気にはなかったが、色々と茨の道であることに変わりはない。
 前にチラリと書いたが、少しだけ元気を取り戻した頃、新潟に仕事で行き、そこである事件に巻き込まれた。
 図らずも私が事故を起こしたことになってしまったのだ。
 この顛末はまた落ち着いたら書く。
 まるで芝居のような展開だったのだ。そのことで再びずいぶんと暗くなった。
 更にiPhoneが壊れ、一昨日はキャッシュカードが使えなくなった。
 
 そして不思議なことに、あまり食べていないのにとても便通がいい。
 あり得ないのだが、摂取している以上に出て行っている気がする。
 そんなことになったら、生物としての基盤が揺らいでしまう。
 どうなってしまうんだろ?

 今日は脚本を書き、夜には舞台を見る。
 横山拓也君が書いて演出しているガプリヨツの『人の気も知らないで』が上演されているのだ。
 関西バージョンは二回見た。
 この前は北海道でもやっていたようだ。今回は東京バージョン。前にツチプロの『カップで自分を量るがいい』に出演していた日沼さん達が出演している。

 ……ちょっと眠らないとね。
 
 
posted by 土田英生 at 06:08| 東京 ☀| 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする