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MONO代表・土田英生のブログです

2015年06月15日

iPhoneに振り回される。

 現代人のスマホ依存などがよく問題になっている。
 私はiPhoneを使っている。
 きっと私も振り回されている。
 しかし……どうもちょっと違うところで振り回されている気がする。
 
 まずは……。

 問題は変換予測機能にあるのだと思う。
 ショートメッセージなどでも、仕事関係のものだと末尾などに私は自分の名前を書くことが多い。
 『……に関しては××でお願いします。土田英生』という感じだ。
 この名前を書く時に事件は起こる。

 学習機能があるので、よく使うフレーズや言葉などが変換予測として出る。
 当然、自分の名前などは「つちだひでお」と全部打たなくても変換されたりする。

 今、実際にやってみよう。

 まずは……「つ」と打ってみる。
 すると下の候補には『着いたら』『連れてく』『通じない』『つ』『ツ』……などと出ている。
 きっとメールなどで『着いたら教えてね』などという文章をよく打っているのだと思う。しかし、今、書きたいのはそんなことではない。

 続けて、「つち」と打ってみる。
 『土』『土田』『ツチ』『槌』……。
 まあ、いい。次に行こう。
 
 「つちだ」まで打ってみる。
 問題はここにあるのだ。
 『土田』『土田先生』『土だ』『つちだ』『ツチダ』『槌田』『土棚』……。
 
 この2番目だ。2番目の『土田先生』が問題なのだ。
 7番目の『土棚』もとても気になる。名前なのだとは思うが、そんなに多いのだろうか?
 これは別の機会に検証しよう。

 問題をはっきりさせる為に、「つちだひ」まで打つ。
 『土田尚史』『土田大』『土田日』『土田英生』『ツチダヒ』『土田火』『土田費』……。
 私が到達したい自分の名前が4番目に出て来た。

 まあ、ここでも『土田費』がとても気にはなるのだが、ここは我慢して無視しよう。
 『食費』『交際費』『土田費』……だから無視するんだった。

 「つちだひで」まで打ってみる。
 『つちだひで』『土田英生』『土田ヒデ』「土田日で』『土田hide』『土田秀吉』……。
 ここまで打って、やっと2番目だ。土田秀吉さんのことも気になるが、ここはスルーしよう。

 「つちだひでお」まで打つと、さすがに最初に『土田英生』と変換される。

 でだ。
 さっきの話に戻る。
 急いで打っていると『土田先生』が出た時点で勘違いしてしまうのだ。
 なんとなく『土田英生』と形が似ているせいだ。最後の「生」は一緒だし。
 
 ……これに困惑している。
 なぜなら仕事のメールなのに、末尾に自分で『土田先生』と書いて送信してしまうことしばしばなのだ。
 締切りが遅れたりして、謝っているのに、末尾の署名でいきなり自分を高みにおいてしまう。
 こんな失礼はない。

『明日までには提出しますので。申し訳ありません。土田先生』

 へりくだっているのか、上からなのか意味不明だ。
 
 まあ、昔の携帯の時よりはましだ。
 一時使っていた携帯で、いつも「よろしく」と打つと「よろしくお願いします」と続くので、安心して打っていたら、なぜか……「よろしく土田だ」と変換されて送信してしまったことがある。
 相手はかなり目上の人だったので、焦った記憶がある。

 振り回されるのは変換だけではない。

 最近は毎日迷惑メールが来る。
 問題は……面白くてついつい読んでしまうことだ。
 裸を見せたい、付き合いたい、15億受け取ってくれ、同窓会のお知らせ……。
 それにしても文章も下手だし、話に一貫性もないし、誰が考えてるんだろう?
 劇作家とかが真剣に考えて迷惑メールを送ったら結構、信憑性あるものになっちゃったりするよね。
 

 そして……。
 これまでiPhoneの5sをずっと使ってきた。
 2度画面が割れた。
 なので6plusに変えた。
 そして……落とさないように、得意のレザークラフトでケースを作り、そこに長い革ヒモをつけた。
 これでもう大丈夫だ。

 しかし……。
 劇場へ急いでいた時だ。
 iPhoneを首から下げて走った。ヒモがついているので走っても落ちない。
 劇場に走り込んだ時には開演まで1分。
 とても小さなところだった。
 私は……トイレに行きたかった。
 受付でトイレの場所を聞き、急いで個室に入り、ジーンズを下げ……。
 と、外から開演前の注意をしてる声が聞こえてきた。
 まずい、始まってしまう。
 私は水を流し、慌ててジーンズを上げた。
 そしてドアを開けたのだが、とても歩きにくい。
 そうなのだ。
 iPhoneがジーンズの中に入ってしまっている。そしてジーンズから革のヒモが伸び、私の首につながっている。これを解消する為にはジーンズのチャックをもう一度降ろさなければいけない。
 しかし、音楽が鳴り、段々と客席の明かりが消えていく。
 間に合わない。
 私は極端な猫背で席まで移動した。
 周りの人が怪訝そうに私を見ていた。
 
 iPhoneに振り回されているね。

 
 
 
posted by 土田英生 at 10:26| 東京 ☀| 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする