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MONO代表・土田英生のブログです

2016年01月25日

MONOの稽古とトーク『今夜、私共は悪口しか申しません。』

 MONO『裸に勾玉』の稽古が始まって5日経った。
 特設サイト→
 色んなところで話させてもらっているが、今回の舞台設定は弥生時代だ。

 構想を立てた時、かなり迷った。
 どのような台詞で話すのか?

 完全に現代的にやってしまうことも可能だ。前にMONOで上演した『うぶな雲は空で迷う』や『少しはみ出て殴られた』などは、時代劇ではないけれど、いわゆる普通の現代日本が舞台ではなかった。
 けれど、言葉はそのまま、私たちが話しているような言葉で喋った。

 ただ、今回は架空ではあっても、弥生時代という設定を作っている。だからフィクションではあるけれど、それなりの工夫をしたい。
 で、最初は調べた。
 いわゆる上代語と呼ばれる、奈良時代よりも以前に使われていた言葉だ。
 これが難しい。

 誰が見ても、普通に理解でき、それでいて現代とは違った感じの世界を舞台に作りたいからだ。
 なので一応、調べて使えるワードなどは拾いつつ、後は嘘文法ルールを使って台本を書いている。
 まあ、簡単に言ってしまえば方言のようなものだ。
 MONOではこれまでも『きゅうりの花』『錦鯉』などで、名古屋弁をベースにした嘘方言で芝居をやった。前回の『ぶた草の庭』という作品でも、劇中で出てくるガンジ人と呼ばれる登場人物はこの方言を喋っていた。
 
 今回もそれと同じようなものだが、それよりは響きを変えているので、役者の皆もとても言いにくそうだ。
 稽古場で皆と相談しつつ、創っていっている。
 皆、それぞれに意見をどんどん出してくれるし、私が混乱している時は任せてくれる。
 バランスいいんだよね。

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 台詞を読んでいるのは水沼健と金替康博の二人。
 続いて今日、休憩から戻って来た時、なぜか意味不明な動きを見せていた金替&高橋明日香。
 多分、これは芝居にも弥生時代にも関係ないと思う。
 稽古場の雰囲気は悪くないというだけの写真だ。
 
 そして……下は今回の本を書くとき、私にとって必要なものたち。

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 今回の為に買ってもらった『時代別ー上代編 国語辞典』。
 今日、渡してもらった。
 嬉しい。言葉を拾うのに使う。
 下に写っているのはドライフルーツとアーモンド、そして最近ハマっているドライココナッツ。
 後はコーヒーさえあれば仕事ができる。

 そして……もう、今日のことになるが、夜は大阪でトークライブがある。
 『今夜、私共は悪口しか申しません。』
 ロフトワンプラスウエストで19時半からスタート。
 18時半からは入って、飲んだり食べたりできる。
 →

 ヨーロッパ企画の本多君、マゴノテの古藤君と三人で話す。
 二人共一緒に芝居もやらせてもらったことがあるし、京都で活動しているという共通点もある。

 日常のことから、演劇のこと、そして社会のことまで、悪口を言いたいことを喋る予定だ。

 夜、時間のある方はぜひおこし下さい!
 
 では、お風呂に入って眠ろう。
 明日に備えないと。
 
posted by 土田英生 at 04:23| 京都 ☀| 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする