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MONO代表・土田英生のブログです

2017年04月06日

小説『プログラム』

 昨日更新したので、調子に乗って今日も書く。
 小説の宣伝をしなくてはいけないのだ。

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 賢太郎くんに書いてもらった帯のおかげで随分と助かっているとは思う。
 ああ、この前、「ハテノウタ」を観に来てくれた時、もっときちんとお礼を言えばよかった。カジャラを観に行った時に改めて感謝を伝えよう。

 タイトルは『プログラム』。

 このタイトルのせいで困ったこともあった。
 パンフレットのことをプログラムと呼ぶ人もいる。
 先日までの公演会場でも売っていたのだが、出演してくれていた高橋明日香さんのおばあさんが観に来てくれてパンフレットを買おうとしたらしい。

 「プログラムをください」

 ……当然のように小説を渡されたらしい。


 この『プログラム』は短編が集まって一つの話になるという構成だ。
 前にも書いたが、世界感は『燕のいる駅』がベースになっている。この台本は『相対的浮世絵』(論創社)の中に入っている。ついでに宣伝してみた。
 
 SFにジャンル分けされているみたいだけど、あまりそういうつもりはないんだけどね。
 MONOの芝居と同じで、日常でありながら少しだけ設定が変わっている。それだけだ。

 とにかく発売されて一ヶ月。
 雑誌でも取りあげてもらっているし、新聞などからも取材も入ってきている。しかし、売れ行きや評判がどうなのかは分からない。出版社に聞けば教えてくれるのかも知れないけど。
 
 『ー初恋/算段兄弟』、『相対的浮世絵』、またオンデマンドをメインにした二十一世紀文庫から『約三十の嘘』の戯曲を出してもらっているが、戯曲というものはそもそも売れないので比較にならない。
 映画になった時、ノベライズした『約三十の嘘』を角川書店から出版したが、これは映画原作ということでそこそこだったし、草𦿶剛君の朗読劇の脚本『ヴォイス』も同じく角川から出してもらったけど、まあ、草𦿶君が読んでいるCDが付いていたしねえ。今回とは違う。
 ぴあから『自家中毒』というエッセイ集を出してもらったこともあるけど……これは初版が全部売れるまでに8年もかかった。
 出した本が重版になったという経験はない。

 公演中、「これ売れるのかなあ」と呟いた私に、制作が教えてくれた。

「発売日はですね、Amazonで日本文学の中で、タ行の作家で、9位でしたよ」

 ……この微妙な報告に喜んでいいのかがっかりしたらいいのかの判断が出来なかった。
 とにかくみなさん、よろしくお願いします。
 Amazonのリンクを貼っておけばいいのかな?
 そうしよう。
 ついでに私の他の本も見えるようにしておこう。
 →
 
 ……今、リンクを貼る為にAmazonのページを検索したのだが、すでに中古が売られているのと、一件だけあったレビューが辛口だったことに、静かに落ち込んでいる。

 今日は久しぶりに買い物に出かけた。
 いや、買い物というほど大げさなものではない。
 買ったのは三つ。

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 左からまずはフラッシュエアというSDカード。
 これをカメラに入れておくと、撮った写真がそのままiPhoneなどに送れるのだ。カメラマンの友人から教えてもらい、ずっと使っていたのだが、気がついたらなくなっていたのだ。
 話はそれるが、東京・下北沢と京都・嵐山の二重生活をしていると頻繁に物がなくなる。
 ないと気づいた時、もう一方にあるんだと思い込んで探さないからだ。
 なくなったフラッシュエアも、京都にあるんだろうなと思い込んでいたのに。
 
 で、隣がカリグラフィー用のペン。
 手書きで、ちょっと小洒落た字が書けたりする。
 他にも何本か持っているのだが、筆記具マニアの私としては欲しかったのだ。
 一番右は、シガリロの「Black Stone」。まあ、タバコだね。
 嵐山には売っている店を知らないので、わざわざ買いに行かなくてはいけない。

 それにしても京都は変わっていた。
 一月から一ヶ月半いたのに、その時は稽古場と家の往復しかしていなかったからだ。
 烏丸で降りていつものタバコ専門店に行き、そこから河原町までブラブラと四条通を歩いたのだが、歩道が広くなっていて歩きやすい。

 
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 ……そうなのだ。
 この写真。歩道を撮ったのだが、まるで女性のお尻を狙ったようになってしまった。
 けど、歩きながらやっぱり京都はいいなあと思ったりした。
 まあ、慣れもあるんだろうけど。
 夕暮れの街並みを眺めて……なんだか、しみじみしちゃったね、私は。

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 あ、そうだ。
 帰りに嵐山の駅で降りたら……昨日は咲いてなかった桜が開いていた。

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posted by 土田英生 at 05:32| 京都 | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする