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MONO代表・土田英生のブログです

2017年07月23日

どうか舞台だけは。

 「きゅうりの花」の稽古も残り2日。
 MONO版とは違った面白さも出て来た。
 このまま本番をむかえても大丈夫だと思うけど、もうひとスパイスを入れたいと思って悩み中。
 このセレクションで公演した作品は、自分で演出するのは最後だと決めている。
 だから「─初恋」も「燕のいる駅」も「算段兄弟」も……そして、この「きゅうりの花」とも私は演出としてはお別れになる。そう思うと色々と欲が出てしまうのだ。
 
 けどねえ、役者の皆が本当にいいんだよね。
 加藤啓君もこれまで見たことのない感じだし、あんなに喋り倒している諏訪君も初めてな気がする。
 内田さんも最近はこういう芝居はしていないだろうし、千葉さんも今回はコメディエンヌというよりは艶のある演技を見せてくれている。
 金替君は安定感抜群だし、新人の神田君は……ホントに凄い成長振りだ。
 
 稽古と反比例するように、私の日常はなにかとうまくいかない。
 大きなものから小さなものまで、各種様々な悩みも抱えている。
 けれど、とにかく今は舞台さえうまく行ってくれればいいという気持ちだ。
 皆様、ぜひ、劇場へお越し下さいませー!
 →公演サイト

 人は結構たくましい。
 私も色々と悩んでいると言いながら、それでも楽しく稽古をしている。
 まあ、小さなことはたくさんあるけどね。

 今日は稽古の後、皆で飲みに行った。芝居の話をして楽しく過ごした。
 そして店を出て……諏訪君と二人でダーツバーに行った。
 明日も稽古があるので1ゲームだけやろうという話になっていた。
 勝った方がそこの店のお勘定を払うという約束をしてゲーム開始。
 得点が多い方が勝ちというゲームを選んだ。

 私は序盤調子が良かった。諏訪君は乱れている。
 しかし段々と差が詰まった。
 あ、ちなみに私も諏訪君もほとんど素人だ。

 そして……勝負はついた。
 私が302点、諏訪君が301点。
 一点差だが私の勝ちだ。

 しかし、私は言ってしまった。
「もう一回勝負するか?」

 当然、諏訪君も乗ってくる。そして次は501というゲームをやった。
 これは順番に投げて行き、入った得点が501から引かれて行く。で、ゼロになった方が勝ちだ。
 大差で負けた。
 一対一ということで、もう一回やることになった。
 ……また負けた。

 私は店の勘定を払った。そして駅に行ったら終電が出ていた。井の頭線は終電が早いのだ。

 ああ、あの一ゲームだけで終わっていたら……。
 私が勝って終電にも間に合ったのに。
 絶対にリベンジしてやる。

 稽古前にもモヤモヤした。
 立ち食いのそば屋さんに入った。腹ごしらえをして稽古に臨もうと思ったのだ。
 食券の券売機に並び、かき揚げそばとトッピングの玉子のボタンを押した。
 しかし……玉子のチケットを取るのを忘れてしまった。
 「あ」と思い振り返った時には、すでに長い列が出来ていた。

 私は玉子を諦め、かき揚げそばだけ受け取ってテーブルに座った。

 と、私の後ろに並んでいた人がカウンターで注文をしていた。
 店員さんの声が聞こえる。

「鴨つけそば、トッピングの玉子入ります!」

 ……疑ってはいけない。
 しかし、私はそのサラリーマンが気になって仕方なかった。
 あの玉子は私がごちそうした玉子かも知れないのだ。

 こうして書いてみると……毎日楽しそうだな、私は。
 
 とにかく今は「きゅうりの花」。
 いい舞台にしよう、ホント。

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posted by 土田英生 at 02:56| 東京 ☀| 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする