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MONO代表・土田英生のブログです

2018年08月26日

「青い鳥たち、カゴから」終了。そして上田。

 テアトル・エコー「青い鳥たち、カゴから」が終わった。

 自分自身に対しては不満も残っているし、今になって「あそこはこう書けば良かった」などと気づいたりして後悔もわずかにあるが、劇団の皆は本当に気持ちのいい人たちだった。
 恥ずかしいので書かないけれど、打上げでも色々な話をして、涙もろい私は泣かされたりもした。

 打上げは6時間にも及び、その後、数人と朝まで卓球やボーリングをした。
 なんだか学生気分だ。
 
 翌日はさすがに抜け殻になったけど、終わってからもLINEなどでメッセージをもらったりしているので、完全に終わったという実感は薄いんだよね。これからジワジワくるのかもね。
 
 で……。
 すぐに長野県の上田市にやって来た。
 
 サントミューゼで上演する「尼ケ淵スケッチ」の創作準備の為だ。

 MONOのメンバーになった立川茜さんも出演するので、一緒に中に入ってもらって前回(5月)のワークショップの復習。
 続いて創作の為のネタ出し。
 今日で大体の方向性は見えた。

 けど、ここは本当に空気もいいし、周りには山があって気持ちいい。

 昨日も着いてすぐに長い時間散歩をした。
 暗くなった頃に上田城に行ったら、あまりにも月がきれいで、私たちは思わず見とれてしまった。
 外側には光輪がくっきりと出ていて、まるで「青い鳥たち、カゴから」に出てきた月のようだった。

 そして……やたら食べている。
 昨日は絶品のサムギョプサル、今日は焼き鳥屋さん。
 キャベツ揚げにはカルチャーショックを受けた。
 なんだ、あれ? 
 とても美味しいではないか。
 
 今日はホテルに帰って来てシャワーだけ浴びてすぐに眠ったのに、すぐ目が覚めてしまった。

 ……露天風呂に行ってきた。
 誰もいなかった。
 お湯に浸かって上を見ると、またしても月だ。
 それを眺めながら20分以上ゆったりした。
 様々な考えが頭の中を巡った。
 私の思考は、時折、月を隠す雲の動きと連動しているようだった。


 明日は昼に蕎麦を食べてから、いよいよ実際に作品を創って行く。

 3話のオムニバス。
 今考えているのは「祖父と孫」「二組の夫婦の事情」「母と息子たち」の3本。
 サザエさんの予告編のようなラインナップだ。
 MONOの立川茜は全話に絡む。
 けど、ちょっとだけ足りないんだよねえ。
 私も出れば解決するんだけど、出たがりみたいに思われるのも困るしね。
 
 とにかく3本の話を、何度も使っている手法で一本にまとめるつもりだ。
 詳しくは説明しずらいけど、同じ時間をいろんな方向から見るという構成で、私が『クルクルと回すやつ』と呼んでいるやつだ。
 『クルクルと回すやつ』という名前で特許を取りたいくらいだ。

 これ、何回目だろ?

 最初は演劇アドバンスドユニットという企画で書いた『感情珈琲』だったと思う。
 それからコンクールの賞品として私が伊丹西高校に書き下ろした『空と私のあいだ』、その進化系でAI・HALLのハイスクール・プロデュースでやった『空と私のあいだ』、さらに登場人物を大人にして、横山拓也君と共作したMONO特別企画『空と私のあいだ』、広島アステールの演劇学校の試演会『あの10分間、そしてそれからのこと』

 5回も『クルクル回すやつ』を使っている。
 きっとこれからもクルクル回すんだと思う。
 

 もうこんな時間だ。
 寝よ。
 
 
posted by 土田英生 at 02:57| 長野 ☀| 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする