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MONO代表・土田英生のブログです

2019年06月08日

はじめての○○○○

 はじめてのことをするのは楽しい。
 MONO次回公演は特別企画。
 結成20周年の時には特別企画として『チェーホフを待ちながら』という作品を上演した。チェーホフの短編を大胆に翻案したコント集のような公演だった。

 今年は結成して30周年なので、何かやろうということになった。
 『涙目コント』
 好みは近いけど、自分では書けないというか、どんな風に作品を組み立てているのか知りたいと思っていた人にお願いした。
 イキウメの前川君からはテレビ用に書いたものを提供してもらい、iakuの横山君、オイスターズの平塚君には同じような設定で書き下ろしてもらう。
 ここまでいろんな人に脚本をお願いするのははじめての試みだ。
 同じ条件で私も新作を書き、4本を一つの作品としてまとめようと思っている。

 はじめての試みだ。
 三鷹と京都での上演だ。
 皆様のお越しをお待ちしております! 情報は……リニューアルしたMONOのサイトで!
 MONOサイト
 
 もう一つはじめてのことに取り組んでいる。
 映画を創ろうとしているのだ。

 これまでテレビドラマには随分と脚本は書いてきたし、映画に関しては『約三十の嘘』と『初夜と蓮根』の両方で原作・脚本として参加した。けれど、演出というか、映画だから、一応、監督ということになるけど、それはやったことがなかった。

 with MYUという会社の社長さんである西田さんから『やってみませんか?』というありがたい言葉をもらって、ついつい調子に乗ってしまったのだ。
 ただ「監督」と呼ばないでくださいというお願いはしている。
 なんか恥ずかしいんだよね。
 ずっと映画をやっている人はいいんだけど、一本だけ撮って監督と名乗るのは、どうも生理的に無理だ。
 
 また詳細は書こう。

 不慣れなことをしているからだろうか、最近は身体がおかしい。
 ストレスを感じるとおかしくなる耳も順調に痒いし、喉もおかしい。またしてもヒステリー球みたいだ。
 そして一番困るのは眠れないことだ。
 どれだけ横になっていても眠りに入れず、寝たと思ってもすぐに目が覚める。
 おかしな夢もたくさん見る。

 昨日は体が全てLEGOになってしまっている夢を見た。
 腕などを動かそうとすると、ポロポロと壊れていく。
 動きたいけど動かせず、唸っていたら目が覚めた。
posted by 土田英生 at 11:29| 京都 ☁| 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月30日

東京→名古屋

気候のせいもあって、今日は妙に爽やかだった。
区役所に行く用事があったので久しぶりに自転車に乗った。風が気持ちいい。気がついたら近所を1時間近くぶらついていた。

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これは鈴虫寺。
ああ、リフレッシュ。

本当は今日、東京に戻ろうと思っていたのだが、居心地がよくてズルズルと夜まで滞在してしまった。
明日は朝起きて、ちゃんと移動しないと。

元々は京都に帰ってくる予定はなかったが、名古屋に行くことになったのでついでに帰ってきたのだ。

名古屋で上演していたオイスターズの『ここはカナダじゃない』。
作演出の平塚くんに夏に上演するMONOの『涙目コント』に脚本を提供してもらうことになっているので観に行くつもりにはしていた。それを彼に伝えたらトークに呼んでくれたのだ。

26日のマチネだったので当日行くのは怖いと思い、前日のうちに愛知県に移動しておこうと考えた。実家に泊まればいい。
母親に電話でそのことを伝えると「25日は甥の運動会があるで、見にきてやりなさい」と言う。

なので25日の朝に下北沢を出た。実家のある大府まで行って運動会を見学した。
暑かったけど新鮮だった。小学生が走る姿には涙を流し、お弁当タイムには私のエッセイ「自家中毒」を読んでくれたという珍しい人がいたので調子に乗って喋った。翌日もオイスターズを見てトークをしてさらには打ち上げにまで出て喋り自己嫌悪した。通常運転だ。

名古屋から京都に移動して今にいたる。
自宅ではとてもリラックスできた。

しかし、今、ここに書かなければいけないことがあるとすれば、東京から名古屋までの新幹線のことだね。

いつもは品川から新幹線に乗るのだが、時間があったので東京から乗った。名古屋までの一時間半、私はとても無駄に感情を消費することになった。

三人席の窓側。
東京駅では横には誰もいなかった。
徹夜だったのでありがたかった。
私は発車する前に目を閉じ、すぐにウトウトし始めた。

……半分眠りかけていたけど、品川に到着したことはわかった。
人が乗り込んでくる気配。
そして、隣に誰かが座ったのがわかった。
薄眼を開けると、派手な格好をした女性が座っている。

私はそのまま目を閉じた。

すると、品川を発車してすぐに私の右肩にズシンと何かが当たった。
え?
見るとその女性の頭が私の肩に乗っているのだ。

まだ発車して5分も経っていない。
本当にすぐだった。
しかし彼女はすっかり眠っているのだ。しかも私にもたれかかって。

どうしよう?

思案した挙句、私はゆっくりと身体を窓側にずらした。
しかし、彼女は起きずそのまま体重を預けてくる。体勢が斜めになってしまい、これでは完全にラブラブなカップルだ。

肩を少し大げさに動かしてみた。
と、彼女は気づいたようで小声で「あ、すみません」と言って真っ直ぐ座り直した。
「いえ」と私も答えたが、彼女はサングラスをかけたまま目を閉じている様子だ。

私も目を閉じた。

またしてもすぐに気配を感じた。
目を開けると頭がかなり近づいている。
まるでダルマさんが転んだ状態。

私は反対側に、つまり窓にへばりつくようにして、なるべく彼女と距離を取って目を閉じた。

しかし……すぐに肩に重みが加わった。
またしても完全にもたれかかっている。

肩を動かしてみたが、今度は全く起きる気配がない。
思い切って、「すみません」と小さい声で言ってみたけど、彼女は寝息を立てているだけだ。
よっぽど眠たかったんだろうね。
どうしたらいいのか困っていると、アナウンスとともに新幹線はスピードを落とし、新横浜のホームに滑り込んで行く。
ここで目を覚ますんじゃないかと思ったのだが、彼女は全く動く様子もない。

新横浜で通路側の席に若い男性が座った。
彼は座る時、私と彼女を見てから、私に頭を下げた。
その表情は「二人で仲良くしているところにすみません」と語っていた。
心の中で「違うんです」と叫んだが彼には通じていないようだった。

私はもう一度肩を大きく動かした。
と、ハッとした感じで彼女は私から離れた。

とにかく私も徹夜だったのだ。
眠りたい。
私は彼女に背中を向けて、身体をひねった状態で目を閉じた。
やがて意識が遠くなった。

……熟睡した。

「列車は三河安城を定刻通り過ぎました」的なアナウンスが遠くで聞こえる。
もう名古屋に着く。しかし……目を開く前から体の感覚でわかっていた。
とんでもないことになっている。

私も眠っている間に身体を元に戻していたようで、真っ直ぐ前を向いて眠っていたのだが、彼女の頭は私の肩というより、ほとんど胸に乗っているのだ。しかも丁寧なことに彼女の右手は軽く私の腕に添えられている。寝ぼけて誰かと勘違いしているとしか思えない体勢なのだ。

通路側の男性を横目を見る。
スマホでゲームをしていたが、彼もチラリを私を見た。
少し表情が怖い。
「いちゃいちゃしやがって」という感じだ。

私は困惑したが、返答できない。
それに降りなければいけないのだ。

身体をそっと捻りながら、もたれている彼女から逃れた。
と、彼女はビクッとして急に起きた。
彼女も何がどうなっているのかわからないようだったが、とりあえず私から離れて真っ直ぐな姿勢に戻った。
じっと正面を見つめている。

気まずい空気が流れていた。

私は立って上に置いてあった荷物を取り、

「あ、名古屋で降りますので……」と言いながら二人の前を通った。

私が通路に出た時、彼女が私に向かって「すみませんでした」と言った。
なんと答えていいのかわからず「ああ、いやいや」という曖昧な返答をした。

通路側の男性が驚いた表情をして私と彼女を見た。

「え? お前たち他人だったの?」という声がはっきり聞こえた気がした。
posted by 土田英生 at 03:46| 京都 | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月06日

Macが自信満々なことに腹が立つ

本来なら今頃は下北沢にいるはずだった。
明日は新宿でマチネの舞台を観て、夕方からは打合せなので本当は移動しておきたかったんだけどね。
しかし相変わらず京都にいる。


朝起きた時「やることがたくさんあるなあ」と、ぼんやりとした憂鬱が私の心には漂っていた。

前回書いたクレジット払い申し込み用紙は未記入のままキッチンのテーブルに置かれ、仕事部屋には未整理の領収書の束があり……。せっかくボールペンを新しく購入したというのに何も済んでいない状態だった。

これではダメだなあと思いつつも、気がつけば必要のないことばかりやっていて夕方になってしまった。洗面所の蛇口磨いてたり。

そこでリストを作った。
やることを書き出し、分刻みで予定時間も記した。

結構頑張ることができ、ほとんどは時間通りに済ませた。あのまま家を出れば新幹線にも間に合っただろう。

しかしなぜ東京に移動できなかったのか?

出かける準備をしていて、Macをカバンにしまおうとした。で、その前にメモリーカードに入っていた写真を移そうと考えたのが間違いだった。

私は全ての写真をMacのアプリで管理している。
昔は「iPhoto」という名前だったが、今はそのものずばり「写真」という名前に変わっている。
半年前にクラッシュした外付けHDDからデータだけ抜き出し、最近、かなりの時間を費やして整理しているところだ。

で、この『写真』が問題なのだ。
iPhoneの写真と同じ機能なのだが、「ピープル」という項目があって、勝手に人を判別して名前をつけてくれたりする。

「iPhoto」の頃はとにかく精度が悪かった。
頻繁にビルの窓を人の顔だと認識したりしていた。

昔、書いたことがあるが、そのおかげで水沼君は世界中に存在することになっていたのだ。
「水沼君は宿っている」

私が使っているMacOSはMojaveなので新しい。
『写真』の機能もかなり向上している。

けれど、この生半可に向上しているところが腹立たしいのだ。
昔は性能が悪いことをMacも自覚していたのか、かなりの部分を手動でさせてくれていた。けれど、今はもう自信満々だ。私の許可なく勝手にやり、間違えても悪びれたそぶりすら見せない。人じゃないものを人だと認識しても、それを手動では外せなくなっている。

これ、問題だよね。
なんとかして欲しい。
もっと使い手の自由を増やしてくれよ。これからのAI時代の悩ましさの末端を味わっている気がする。

まあ、それはいい。
このアプリは「写真」を開いていない時に、つまり使っていない時にバックグラウンドで勝手にコソコソ作業している。人物を認識し、名前をつけて振り分けていく。
なので開いた時に確認してみると、毎回、新たな間違った結果を発見することになるのだ。

今日も新たなミスを見つけ、それを直していたら……時間が経ってしまったのだ。

仕事ができると自信満々な社員のミスで残業させられた気分だ。しかもこいつはいくら言い聞かせても無駄な相手なのだ。

さすがに風景には名前が出ていなかったが、やはり水沼はいろんな場所にいた。
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これはこの前、私がやらせてもらったワークショップの時の集合写真だ。
後ろに水沼が3人もいるではないか。
もちろんこのワークショップに彼は参加していない。

けど、この自信満々のMacはどうしてこんなこともわからないんだろ?
同時に3人っておかしいだろ?

さらに問題は尾方宣久だ。
確認すると尾方の写真がやたら多い。
見てみると……案の定、尾方ではない人がみんな尾方になっている。

例えばこんな感じだ。
スクリーンショット 2019-05-05 5.06.26.png

これは2011年「空と私のあいだ」の舞台写真。
尾方宣久となっているのは高橋明日香だ。
え? 似てるか?

いやいや、こんな間違いはまだ可愛い方だ。
スクリーンショット 2019-05-06 1.02.45.png

これは2017年「裸に勾玉」の時の稽古写真。
尾方宣久になっているのは松原由希子だ。
しかもだ。見たら横に本人がいるではないか。なのにそいつは名称未設定って。

Macよ。もっと謙虚になってくれ。

そして……そのせいで私がまだ京都にいるんだということを理解して欲しい。
posted by 土田英生 at 02:03| 京都 ☁| 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月04日

持て余す

 東京と京都の二重生活だと色々と困ったことが起きる。
 ゴミ出しもそうだし、郵便物を確認できないのもそうだ。
 
 この前、各所から電話があって色々と支払いができてないと知らされた。
 振込用紙を送りましたのでそれでお支払いくださいなどと言う。
 意味が分からなかった。
 連絡をもらったものに関しては全て自動引き落としにしているからだ。

 考えて……ふと思い当たることがあった。

 私は1月に財布を落とし、クレジットカードなどを再発行してもらった。
 番号も変わってしまったので、これまで落ちていたものが引き落としされなくなっていたんだと思った。
 そうか。
 どうりで残高が減らないと思ってた。
 喜んでたけど、とんだ勘違いだったのだ。
 
 ああ、もう一度、各所にクレジット払いの申し込みをしないといけない。

 私はとてもこうした作業がとても苦手だ。
 「やりたいこと」ならどれだけ面倒な作業でもできるのに「やらなければいけないこと」に対しては全く気力が湧かない。
 だから常に「やりたいこと」に変換させながら物事を進めている。
 インテリア好きになることで掃除も趣味になった。
 だから家の中もキレイなのだ。

 けれど郵便物はカゴにドサっと入ったままだ。
 それがそのまま引き出しの中に入っている。
 
 まずはこの整理から始めなければいけない。
 きっとこの中に、支払い用紙やクレジット払いの申し込み用紙などもあるのだ。

 仕方ないので仕分けしていった。
 けれど何かと気が散る私は、いつものようにどんどんやることが変わっていく。

 作業のおともに美味しいコーヒーが必要だと思い、豆を挽いたらミルの調子が悪かったのでそれを掃除し、ついでにコーヒーメーカーの洗浄もし、やっとコーヒーを飲めたと思った時には自分が本来なぜこうしているのか分からなくなっていた。
 そんなこんなで郵便物の整理だけで夕方までかかった。

 大人になって何を寝ぼけたことをと思われるだろうが、私は人が横にいると結構なんでも頑張れる。
 人の目があると、本来の目的を見失わずに済むからだ。
 まあ、だから劇団も必要なんだろうね。
 一人で書いてたら、きっと書き上げられない。
 

 ここを読んでくれている人はわかっていると思うけど、私は小さい頃からADHDだ。

 小学生の時、大学病院で検査された際には「社会生活を営むのは困難かも知れない」と言われた。
 けれど、なんとかやっているしね。
 締切は遅れがちだけど、仕事に穴を開けたこともないし。
 
 ま、大人になってからも病院で相談した時ははっきりそうだと診断されたけど、自分なりの方法でコントロールしている。

 注意力散漫を直すのではなく、結果だけよければいいと開き直ってからはあまり悩まなくなった。
 許される限りは自分の衝動にしたがって動くようにしている。
 コーヒーメーカーの洗浄だってすればいいのだ。
 我慢すると、郵便物の整理も嫌になってしまうことを分かっている。

 とにかく郵便物の整理が終わった。
 夕方までかかったけれど目処はついた。
 おまけにミルもコーヒーメーカーもピッカピカだしね。

 普通なら、このままクレジットの申し込み用紙を書くべきだ。

 けれど、私にはそれは無理だ。

 気分転換に出かけようと思った。
 未払いのものだけは支払い用紙を使ってとりあえず払わないといけないし。
 ついでに美味しいものを食べ、ちょっとしたものを買い、家に帰ってきたら申し込み用紙を書けばいい。

 いい。
 上手に自分をコントロールしているな。

 出かける為に着替えようと思って寝室に入った。
 と、無性に眠気が襲ってきた。
 ちょっとだけベッドに横たわった。
 
 ……。

 あれ?
 起きたとき、ここがどこで、今は何日の何時で、一体どうしてベッドで寝ているのか分からなかった。
 自分が何者かすら把握できないくらいだ。

 窓の外も暗い。
 時計を見ると夜の10時半。

 5時間半も眠っていたらしい……。
 
 買い物に出かける気力はもうない。
 だいたい、もう閉まっているしね。
 せっかくカレー食べようと思ってたのに。

 仕方ないのでローソンで支払いだけ済ませ、食べ物も買ってきた。
 けど、ここですでにもう嫌になっていた。
 
 申し込み用紙を書かなければと思うが、とてつもなく面倒臭い。
 書けば20分で終わることだ。

 私はまた自分を動かす方法を考えてみた。
 お気に入りのボールペンを使って、なるべく丁寧に書いてみよう。
 いつもこうして何かしらの楽しみを無理やり作って自分を前に進めるのだ。
 自分の取り扱いの知恵だ。
 いい。
 やる気になった。

 ふふふ。
 ペンケースを開いてみる、

 ん?……あのボールペンがない。

 そこから1時間はボールペン探し。
 どれだけ探しても出てこない。
 東京に置いてきたのだろうか?
 しかし、それを確認するすべはない。

 私は頻繁に物を無くすくせに、一度気になると何も手につかなくなる。
 簡単に言ってしまうとパニックになる。
 ま、これも同じだよね。
 
 ああ、天は私にどれだけ試練を与えれば気が済むのか?
 と、八甲田山のような気分になったけれど、考えたらクレジット払いの申し込み用紙を書くだけのことだった。

 こういう場合の処方箋もわかっている。
 すぐにamazonで同じペンを注文した。
 東京にあるかもしれないし、安いものでもない。
 常識的に考えればもったいないけど、こうしないと自分の中で終わらない。
 6日に確認するまでボールペンを探し続けることを知っているからだ。
 
 いやあ、まあ、けど、本当に自分自身を持て余すね。

 だいたい、今、これを書いているけれど、まだ申し込み用紙は書いてないし。

 今からやるんだもんね。
 なにか新しい楽しみを作らないと。
posted by 土田英生 at 04:20| 長野 ☁| 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月27日

迷宮入り

こんなことを書いている暇はあるのかと自問しているけど、この前、「更新する」と宣言したので少しでも書こう。
今やっている仕事のことは……改めて書く。

今日中に脚本を書き上げる。
「どうせ終わらないんだよ」と頭の中では不愉快な声が響いているけれど、終わらせる意志だけは揺るがず持っていよう。
毎回、どっかで書き上がる瞬間は来てるんだし。
終わる終わる終わる!

長い間やっていると自分の中でパターンが出来上がる。
いい面もあるけど、「結局はこうなるだけだし」という悲観的な考えも定着したりする。
けれど、私はそれに関しては「狼少年」でいいんだと思う。前向きな気持ちでいたらいい。

これまでだってそうだった。

20代の後半、アルバイトも続かず、常にお金がなかった。劇団の公演は年2回やっていたけれど、お客さんが増える訳でもなく赤字が積み重なって行くばかりだった。持ち出しばかりで借金がかさみ、かといって具体的な展望があるわけでもなかった。

事あるごとに親から「いい加減に諦めたら」と言われていて、その度に「来年にはちょっと変わりそうなんだよね」と全く根拠のない答えを繰り返していたのを覚えている。

よくあんな状態で希望を持ち続けられていたなと驚く。

電気はもちろん、電話やガスも止まってたし、家賃を9ヶ月払わずに、大家さんからも「占い師のところに連れて行ってあげる。それでいい占いが出ないなら諦めなさい」と怒られたこともある。

話はそれるけど……あの大家さんは素晴らしくいい人だったよね。本来なら占い師がとか言ってる場合じゃないのにね。

東京に一ヶ月滞在して猛烈に肉体労働をして50万円稼ぎ、たまっていた家賃を払った時は『祝』とかかれたビールが1ケース届いたりしたしね。本当に懐の大きな人だった。けど、なんの祝いだろ?

あのアパートは私のような人ばかり住んでいた。

隣のバンドマンとはよく話しをしていたけど、彼も家賃たまってるって言ってたしね。まあ、彼はきちんと見切りをつけたけど。ある時、いきなり「俺は諦める。お前は頑張れ」と言って彼は田舎に帰って行った。彼が失恋した時、一晩中自作の曲を歌ってたことがあり、壁越しに聞きながら……売れないだろうなとは思ってたけどね。用事があるときはドアにメモを挟んで行くんだけど、いつも「MR.隣人」と書かれていて、そのセンスもちょっとやばいなあとは思ってたし。

とにかく、あの大家さんは仏だった。

自分の話に戻すと、私は隣のバンドマンよりひどかった。さすがに彼は2ヶ月払ってないくらいだったと思う。こっちは9ヶ月だからね。何かある度に母親に電話をしてお金を借りてた。
劇作家協会ができた時も入会金が払えずに母親に頼よった。けど、自分のキャッシュカードで振り込んでしまったらしく、

「どうしよう? お母さんが劇作家協会に入っちゃったがね」と連絡があった。

そうなのだ。息子よりも先に母親が入会してしまったのだ。もちろん、後日、事務局に連絡をして私の名前にしてもらったけど。

とにかく全く先は見えず、常にモヤモヤした毎日だった。いつそこから抜け出したんだろ?

「どこからやっていけるようになったんですか」と聞かれるけど、私にもはっきりとは覚えがない。「そういえば半年くらいアルバイトしてないな」と思ったことは鮮明に覚えている。

それからは今までなんとかやらせてもらっている。


これから先だってどうなるかわからないし、もちろん私にも将来の不安は満載だけど、大事なことは自分が今やりたいことをやり続けることだなと思う。

だから今は脚本を書かないといけない。
やっぱりここを更新している場合じゃないのだ。
やる。
ちゃんとやる。
ま、だけど休憩は必要だしね。

くだらないことを書いて終わろう。

最近は休憩の時にパソコンの中を整理している。
新しいMacを買ったのを機に、ごちゃごちゃだった書類や写真をちゃんとしようと思ったのだ。

半年くらい前に外付けのHDDがクラッシュして、その時にほとんどのデータが飛んだ。アプリを使って材料だけは抜き出したけど、もう何がなんだかわからない状態だった。写真の日付なんかも変わってしまい、MONOの昔の写真などが「2040年」になってたり、一昨年の公演写真が「1970年」になってたりする。月日だけあってたり、中には全くデータの壊れていない写真も混ざっている。

で、暇を見つけてはそれを整理しているのだ。
グーグルカレンダーでスケジュール管理しているので、それを参考にしながら「あ、この写真はこの時のものだ」など日付を正す。面倒な作業だ。


「2096年」の日付がついたこんな写真があった。

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写っているのは私と七味まゆ味、高橋明日香に大村わたる。

かすかに記憶がある。
アゴラ劇場に芝居を観に行った時だ。

この写真を七味さんに送って「覚えてる?」と聞いてみた。
すると2017年4月ですよ、という答えが返ってきた。

写真アプリを開き、2017年4月のところを見ている。
と、そこにはこんな写真があった。

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思い出してきた。
大村わたるが出ている舞台を観に行き、そのあと近くのインド料理屋さんでご飯を食べた。
記憶が蘇ってくる。
最初、三人でカレーを食べていて、後から片付けを終えたわたるが合流してきたんだ。
このツーショットはわたるが来る前に私が撮ったんだね、きっと。

ということは、さっきの写真はこの後に続くんだな。
駒場東大前の駅だ。

おおお。
辻褄があった。
そしてこのストーリーは完結を迎える寸前だった。
なぜなら、その後にはこんな写真があったからだ。

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駒場東大前から下北沢まで一緒に井の頭線に乗ったんだな。

写真では電車に七味さんと大村わたるが乗っている。
ドアが閉まっているので、どう考えても私は乗っていない。

バイバイと言いながらホームから写真を撮ったんだと思う。
ああ、すっきりした。

いや、いやいやいや。

私を推理を迷宮に導いたのは、その後に続いて見つかった写真だ。

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大村わたる。

背景は私がいる下北沢の事務所だ。
そして時間は深夜0時過ぎになっている。

……どういうことだろう?
わかれたはずの彼がなぜいるんだろう?

彼は後で戻って来たとでもいうのだろうか?

そろそろ休憩は終わりだ。
この問題はまた考えよう。
posted by 土田英生 at 06:25| 兵庫 ☔| 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月23日

更新する

そういえば全く更新していない。

昨年の秋、ゴドーがどうしたという台詞をツラツラ書いた辺りからだね。
ピタリと止まってしまっていた。

今年に入って、MONO「はなにら」の告知をしなければと初日前に一回だけ更新したものの、すでに習慣ではなくなってしまったようでそれから2ヶ月は再び放置だった。

で……。

最近、連続して何人かから「更新しないんですか」と聞かれた。

しかし間が空きすぎた。
何を書いていいのかすらわからない。

昨年の後半は福岡で戯曲講座をさせてもらったり、出雲で戯曲講座をさせてもらったり、東京で戯曲講座をさせてもらったり……おいおい、戯曲講座ばっかりやってるな。
なんなんだろう?

他にもいろんなことはやっていた。けど……まあいいや。とにかく年を越し、今年に入ってからはMONOの執筆と稽古。
東京、豊橋、京都、広島と公演をして4月に終了。

いい舞台になったんじゃないかと自分では思う。手応えもあったしね。
9人体制になって初の公演ということもあり、これからの劇団のことを考えながら創った。
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撮影・谷古宇正彦


もっとくだらないことを書いた方が楽だな。
演劇や仕事から離れてみよう。

そうだ。
昨年末は久しぶりに京都の自宅で過ごしていたので内装をちょこちょこいじった。

私はDIYが好きなのだが、東京にいる時間が長くて欲求不満がたまっていたのだ。
この欲は厄介なほど高まっていて、どうにかしないとまずいと思っていた。けれど台本を書かなければいけなかったし、あまり大掛かりなことはできない。なので100均で買った材料などを使って、ちょっとした工夫をすることで欲を抑えようとした。
→『出かける前』10月27日で書いていた窓は結局こうなっている。
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まだ欲はおさまらなかった。だからついでにトイレの窓もやってみた。
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ダメだ。
こんなことでは全く欲求はおさまらない。
しかし大掛かりなことをしている余裕はないのだ。
だからむき出しだったインターホンにカバーを作ってみた。
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……。
ダメだった。
おさまらないのだ。

こうなったら一番気になっていることをやってしまおう。
前からキッチンのシンク前の壁が気になっていた。真っ白だしテカテカだし。
それにレンジフードもクリーム色の鉄板で味気ない。
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欲求を解消するには、この最も気になっていることをやるしかないのだと腹を括った。
まずレンジフードには板を貼って装飾をした。

そして壁だ。

ブリックレンガをネットで四箱購入し、まずは木枠を作り、内側にそれを貼り始めた。
これは結構大変だった。
ブリックを切るのがキツイ。しかも家中が粉だらけになった。
二日間で完成。
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ふう。
これでDIY欲はおさまった。
テーブルに座ってコーヒーを飲んだ。
シンク前にあるカウンターが気になる。
コーヒーメーカーなどが見えてどうも落ち着かない。

私は一回気になると、それが解消されるまでどうにもならない。
おさまったと思ったのは錯覚だったようだ。

なので目隠しになるような棚を作ってみた。
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これでテーブルでコーヒーを飲んでいても無駄なものは見えない。
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内側はこうなっている。
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よし。
マグカップも私の気持ちもおさまった。
これで静かに過ごせる。

そう思って二階の仕事部屋に向かった。
すると……。
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DVDやレザークラフトの道具などを置いている部屋。
ここにはドアがなかった。なのでカーテンをぶら下げてごまかしていた。

気になり始めたが、もうやらないと決めた。
台本を書かなければいけないのだ。

けれど通るたびに気になる度合いが上がっていく。

……正月に実家に戻った時にドアを作った。
実家には木工場があるのだ。
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そしてそれを京都に郵送してもらい(これは送料が大変だった!)、塗装して取り付けた。
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今の所、DIYにたいする欲はおさまっている。

ん?

待て待て。
これでは趣味ブログだ。
ま、いいや。
これからまた更新して行こう。


posted by 土田英生 at 21:07| 兵庫 ☁| 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月28日

MONO「はなにら」

 とにかく久しぶりの更新だ。
 今年に入ってから初めてだと思う。
 しかもすでに2月の終わりだ。

 いや、昨年だって12月は全く書いていないので三ヶ月まるまる更新しなかったことになるね。
 
 
 今日、奥村くんから「全然更新されませんね」と言われて、それをきっかけに書いている。
 MONO「はなにら」の最後の稽古が終わった。

 私は1月に稽古が始まってから、1日しか休みがない状態だった。
 まだ休めない。
 なんせこれから初日なのだ。

 いい舞台になりそうな予感だけはあるが、いつものことながら不安でいっぱいだ。

 今回は劇団メンバーのみでの公演。
 とはいっても昨年4人が入ったので9人だ。
 そして……この作品の中でそれぞれが重要な役割を占めている。

 新しさももちろんあるが、劇団としてのこれまでの美学は変わっていないのだ。
 
 明日は仕込み。
 私は舞台をチェックする為に夕方には劇場に入る。
 
 皆様、劇場でお待ちしております!

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posted by 土田英生 at 01:32| 兵庫 ☁| 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月02日

2つの時間

 姫路にいる。

 ……腰がいたい。
 先日、久しぶりに自分への嫌悪がMAXになってじっとしていたからだ。
 トイレを除けば38時間動かずにいた。
 『動かない鳥』として有名なハシビロコウより動かなかったな。
 やっていたことと言えば『ゴドーとの電話』というアドリブ台本を更新していただけだ。

 色々と待たせている仕事もある。
 本当に申し訳ない。すみません。
 頑張ってやりますので。

 それぞれに連絡をするつもりだけど、今日はまだ無理なので、言い訳の為にこれを書いている。
 
 2つの時間について考えていた。

 人は楽観的にならないと生きていられない。
 例えば南海トラフ地震が来ると言われて久しいが、プレートの軋みを考えばいつかは必ず地震は起こるのだ。
 今だって少しずつ動いているはずで、それがある限界を越えた時に地震はやってくる。

 けれど明日起こるかと問われれば、多分、ほぼ全員が「起こらない」と考えている。
 だから私たちは暮らせるのだ。
 つまり自分たちの、ある主観の中で「楽観的時間」を生きている。

 個人のことを考えたってそうだ。
 私たちは間違いなく死ぬ。
 ただ、それはきっと明日ではないと思っているから生きられるのだ。
 
 人間はそれぞれに主観の時間を持っている。

 仕事でもこのことが原因で問題が起きる。

 「すぐにやりますね」
 「お願いします」
 答えた方はリミットが2週間くらいだと思っていたとしても、頼んだ方は3日かも知れない。

 この例だと一週間くらした時に揉める。
 
 受けた方はまだ残りが一週間もあるのにどうして怒られるのかと不思議に思う。
 頼んだ方はリミットを過ぎてから4日も待ったのに、どうしてそんなにヘラヘラしてられるのかと信じられない。
 両方とも自分は悪くないと思っているので感情的になってしまう。

 感情や気持ちの問題になるともっと難しい。

 これを埋めるのは難しい。
 埋めるのは「言葉」しかないと思うのだが、この言葉のニュアンスにも違いがある。
 それに思っていることを全て言葉で表すのは不可能だし、受けとる側のリテラシーもあって正確には伝わらないことがほとんどだ。

 主観と主観のズレ。
 チェーホフなんてこればっかり書いている。
 ただ、唯一救いとしてあるのは、それでも許したいとか、共存したいという想いだよね。
 ま、簡単に言えば「相手の立場に立つ」ということだけど、これは本当に難しい。

 今日はこれだけ書くのが精一杯だな。
posted by 土田英生 at 00:19| 兵庫 🌁| 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月27日

出かける前

 久しぶりに京都にしばらくいる。
 今から東京に舞台を観に行くのだが、出かけるまでに30分ある。
 明日の夜か明後日の朝には戻ってくるつもりだし、なんの準備もいらない。
 着替えるだけだ。

 この2週間は膨大な量の台詞やト書きを読んだ。
 それも全て人の書いたものだ。

 13日には東京で劇作家協会の月一リーディングのゲスト、14日に京都に帰ってきて17日には大阪でNHKラジオドラマ脚本賞の審査会。
 18日からは京都造形大学で川村毅さん演出のリーディングの稽古。
 並行して新人戯曲賞の二次審査も引き受けていたので、全部で23本読んだことになる。
 
 引きずられたようで、昨日もプロットを書いていたけれど、どうにも自分の感覚が取り戻せない。
 
 こんな風に家で過ごすのも久しぶりだ。
 家の中にいると色んな場所が気になり出した。
 
 階段を上がったところの窓。
 殺風景で嫌だなあと前から思っていた。
 カーテンをしてごまかしていたのだが、それを外すとこんな感じだったのだ。

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 リーディングの稽古帰り、Can Doに立ち寄った時、ふとこんなものが目に止まった。

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 なんだこれ?
 マグネットになっているテープ。
 厚みもある。
 ステンドグラスの枠に使われている銅テープっぽいなあと思った。
 その途端、「あ」と思った。

 早速買ってきて、これで枠取りをして、中をガラス用のペイントで塗ってみた。

 まだ途中だが、今はこうなっている。

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 寝室に小さいゴミ箱が欲しいとも思っていた。
 けれど隙間が狭くて、家にあるものだと置けない。

 マグネットテープを買った時、ついでに板を何枚か買ったのを思い出した。
 あれで作ってみよう。
 100圴で売っている板は反っていたりするし、質も悪いけれど、柔らかいから加工はしやすいんだよね。

 昨日、プロットを書きながら合間に作ってみた。
 
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 材料費は400円だ。
 ちゃんと隙間におさまった。

 
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 ……なんだこれ?
 ただのDIYブログみたいになっている。

 私は人と喋っているのも大好きだが、一人で引きこもって何かを作っているのも好きなのだ。
 レザークラフトもそうだし。
 常に自意識が騒がしい私だが、集中していると忘れられるんだよね。
 だったら台本を書けと思うけど、台本は書きながらも常に色々と考えてしまうから苦しいのだ。

 もう時間がないのであまり書けないけれど、造形大学まで三日間、バスで通った。
 3番の市バスに乗って始発からほぼ終点まで。

 このバスは京都を東西に横断する。

 途中、住んでいた場所もたくさん通る。
 南広町、四条大宮、出町柳。
 そして様々な思い出の中をバスは通り過ぎていくのだ。
 意図的に考えるつもりもないのに、過去のあらゆる景色がフラッシュバックして侵入してくる。
 深夜に水沼くんと歩いた道、鈴江さんや松田さんといつも朝まで話したタナカ珈琲、深津くんと喧嘩した交差点、マキノさんから初めて台本の依頼をしてもらった高木モータースがあった場所。
 
 3番のバスはやばいね。
 
 着替えないと。
 どうでもいいけど、スエットがまた前後ろ逆だ。
 もう脱ぐからいいけど。
 
posted by 土田英生 at 12:40| 京都 ☔| 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月30日

言葉、言葉、言葉。

 上田で『尼ヶ淵スケッチ』を終えて、ちょっとだけ京都に戻ってきている。
 
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 写真は劇場の裏に流れる千曲川。
 それにしても上田は楽しかった。
 
 参加者の皆も頑張ってくれ、本番は二回共うまく行ったと思う。

 初舞台だという人もいたけれど、全く問題なかった。
 そして劇場の皆のサポートが素晴らしかった。
 劇場のスタッフたちはセクションなどを越えて、企画を支えてくれた。
 個人的にも様々な形でお世話になった。
 上田の街にも詳しくなり、そこにいる人たちとの交流も含めてとても愛着のある場所になった。

 毎日露天風呂に入り、稽古をして、美味しいものを食べた。

 また来年も行けるのが嬉しい。

 MONOから演出助手兼出演で参加した立川茜さんも立派に役割を果たしていたね。
 多分、彼女も上田が気に入ったんだと思う。
 とてもリラックスした表情で過ごしていた印象だ。
 
 それにしてもよく歩いた。
 
 稽古の前にも後にも上田を歩き回ったし、時には郊外まで足をのばした。

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 本番の翌日、帰る前にも観光をした。

 小諸の布引観音には感動したねえ。
 崖の上に建っているので、登るのは大変だったけど。

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 上田では2週間弱滞在。
 恵まれた環境の中、いろんなことを考えることができた。

 仕事の具体的な内容から、これからの私が歩む道についてまで。


 ……ま、考えることがいいことなのかはわからないんだけどね。
 

 この前も人から「言葉にし過ぎだ」と言われた。

 まあ、そうなんだろうね。

 私は言葉でしか物事を捉える事が出来ないんだよね。
 気持ちを意識化、つまり言葉にすることで、確かにこぼれ落ちてしまう部分はあるのはわかっているけれど、それでも言葉にしようとしてしまう。

 ハムレットはボローニアスから「何を読んでいるんですか?」と聞かれ「言葉、言葉、言葉だ」と答えるけれど、私の場合は「何を思ってるんですか?」と言われればそう答えたい気分だ。


 言葉にせずにどうしたら理解出来るんだろ?
 行動は予測もつかないし、言葉以外で判断するってどうしたらいいのか?

 私は昔からそうだ。
 心理学マニアのくせに、自分が関わることについては微妙こと、つまりキビが分からないんだよね。
 だから言葉を欲してしまう。

 劇団を長い間やってきたけど、最初の頃はメンバーともそれでよく揉めた。
 相手が「そんなこと聞かなくてもわかるだろう」と考えていることを、確実な言葉として求めてしまう。
 
 30代の前半の頃。
 ある女性を好きになり、思い切って誘ってみた。
 彼女はオッケーをしてくれて、二人で飲みに行った。

 話している感じから向こうもその気があると判断した。
 しかし、そこに確実は言葉はなかった。
 どうしよう?
 私は勇気が出なかった。言葉が欲しい。

 私はもう一軒誘った。彼女もついてきた。
 とてもいい雰囲気だった。
 これは、これは絶対に大丈夫だと思った。
 けれど、まだ言葉はない。
 やっとそういう話題に持って行った。
 彼女は「今、彼氏はいるんですけどね」と呟いた。
 それが拒絶の言葉ではないことくらい理解できた。

 しかし、しかし……。
 「だけど××なんです」というような確実な言葉はなかった。

 だから私はさらにもう一軒誘った。
 彼女もついてきた。
 
 7時くらいから飲んでいて、気がついたら朝の4時だった。
 その時だ。
 彼女は言った。

「あの、私、ここまで気持ち出してるのに気づきませんか?」

 ……時々、あれを思い出す。
 
 言葉を求める病だな、私は。
 他者と関わる中では言葉が一番頼りになると信じてしまっているんだよね。

 
 なんでも『話せばわかる』と考えている節がある。

 いやいや、5.15事件でも「話せばわかる」と言っていた犬養毅首相は死んじゃったしね。

 話してもわからないのかもしれないよね。
 

 だいたい、台本を書くということは言語化する行為だし。
 そればっかり何十年もやっているからこうなったのかもしれない。
 
 この一ヶ月くらい、私は暇があると絵を描いている。
 別になんの目的もない。
 もしかしたら言葉以外の表現をどこかで求めているのかもね。

 といいながら、今も台本を書いている。
 観劇三昧が企画している路上演劇祭にMONOとして「立川茜、高橋明日香、石丸奈菜美」の三人が出ると言ってくれたので、その台本を考えているのだ。
 
 MONOは10月8日の14時15分から。
 →タイムテーブルなど

 全部で20枚くらの短編だけど、書く以上は面白いものにしないとね。

 ああ、また言葉、言葉、言葉だ。
posted by 土田英生 at 05:01| 京都 ☁| 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月23日

明日は本番

本当は眠りたい。
しかしだ。
洗濯物を乾燥機に入れてしまった。
まだ待たなければいけない。

上田のサントミューゼで上演する市民参加劇『尼ヶ淵スケッチ』は明日が本番。

この公演はサントミューゼが行っているレジデント・カンパニー事業の一環だ。

今年から来年にかけて私とMONOがレジデントアーティストとして参加させてもらっている。だから私だけでなく、MONOからは立川茜が演出助手兼役者で参加させてもらっているのだ。

1年目はアーティストとのふれあいで2年目に本格的な作品創作をする。だから今年は地元の役者さんを使ってリーディングなどをやってもらえればという話だったのだが、どうせなら作品を創りたいと思ったので、わがままを言わせてもらった。

芝居の形にしてもらってよかった。
やっぱり役者は台詞を覚えてから全ては始まる。
45分の短い芝居とはいえ、個々の魅力も出ているし、いいものになっていると思う。

こういう企画で面白いのは役者さんが目に見えて変わっていくことだ。
全くの初舞台の人もいるが、これがとてもよかったりするんだよね。
本当にグングン伸びて行くのが分かる。
モンステラくらい成長が早い。
……という喩えを使いながら私はモンステラをよく知らない。
成長の早い植物だと、この前誰かが言ってたのを聞いた。

何人かの知り合いが東京からも観に来てくれるという。
とにかく最後まで手を抜かずに頑張ろう。明日の朝にももう一度通し稽古ができるしね。

だけど今日も本当に疲れた。
朝の10時から8時間の稽古。
小返し、通し、さらに小返し、二回目の通し。
終わってさすがに一直線にホテルまで戻って来た。

しかも……筋肉痛だ。
理由はわかっている。

歩きすぎなのだ。

特に昨日。
トレーニングだと言っても通用するくらい歩いた。


夕方からの稽古だったので昼間に時間があった。
思い立って少し遠出してみた。

上田から電車に乗って小諸まで行ったのだ。
雨がひどい。
それでも小諸城は見たかったので後悔はない。
想像以上に石垣が素晴らしかったしね。

小諸からは再び電車に乗って海野宿を目指した。
今回の芝居に出てくるので、実際に見ておきたかったのだ。

移動はしなの電鉄。昔はJRだった路線だ。

ただ、この列車。
私はドアを見て戸惑った。

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時々、ドアの横にボタンがある列車などは知っている。
けど、この電車にはそんなものもない。

私が降りたかった「田中」という駅に着く。
マゴマゴしていると、横の人が普通に手で開けてくれた。

……なるほど。
そんなにシンプルなのか。
もう学習した。
これからは積極的に私が手で開けてみよう。

田中駅から雨の中を歩いて海野宿を目指す。

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いやあ、本当にいい場所だった……。
晴れたときに来たかったけど。

そこからまた延々と歩き、電車に乗って上田に帰って来た。

電車が上田に着く。
わかってるわかってる。
ドアを開けるのは私に任せといてください。
自慢気にドアに手をかけた。

……自動でドアが開いた。

私は思わずつんのめった。
恥ずかしい。どうやら大きな駅では自動で開くようだ。
また一つ学習した。

とにかくこの日は、稽古前だというのに雨の中を4時間くらい歩いたと思う。

なのに……。

稽古が終わってクタクタだった。
立川さんと一緒にホテルに向かう。
「ご飯だけ食べようか」という話になり、軽くのんだ。
店を出て上田の街について話していた。

あそこがあの店だったよな、いや、違いますよ、などという会話になり、じゃ、確かめようという展開になって私たちはホテルと反対方向に歩き出した。
一つの目的地につくと、さらに、そういえばこっちに面白いアレあったよな、あの看板は笑ったよね、などという話になり、なぜか見てみようという結論に達して、さらに歩き出す。
途中、街の人から声をかけられて色々と興味深いものを見せてもらったり……そんなこんなで、結果的に……ホテルに戻って来たときには12時過ぎていた。

1時間以上は歩いていたと思う。
私は昼間に散々歩いたのに、稽古を挟んでまた歩いてしまった。


……こんなに歩いているのに私はやや太った。

毎日、せっせと食べているせいだ。

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最後のは長野あんかけ焼きそば。
からし酢をかけて食べる。

……これ、ハマりそうだ。

お、さすがに乾燥機終わった。
取りに行って寝よう。
posted by 土田英生 at 02:44| 長野 ☁| 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月21日

あと一歩

 今日は「尼ヶ淵スケッチ」の通し稽古。
 1日でぐっとグレードが上がった。
 音響、照明との場当たりも昨日終わったので、カーテンコールを除けば芝居はできている。

 今のまま本番をやったとしても市民参加劇としてはよくやったねという感じにはなるだろうね。
 でも欲が出る。
 純粋に舞台作品として面白いものにしたい。
 少し演出も付け足した。
 よりいい感じになった。
 嬉しいことに皆のモチベーションも高いし、まだまだいける。

 どんどん付け加えて行こう。

 明日も通し稽古、明後日は朝から小返しも通しも出来るし。

 
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 日常をモチーフに芝居を創る時、役者に年齢の幅があるのは嬉しい。
 今回は17歳から70歳を過ぎたメンバーまで様々だ。
 それぞれの存在が作品の上で何よりのスパイスになっている。

 今回のタイトル『尼ヶ淵スケッチ』について。

 昔、上田城は尼ヶ淵城とも呼ばれていた。
 千曲川が城の南側まで来ていたので、それを堀として使っていて、そこが尼ヶ淵と呼ばれていたからだ。のタイトルはそこから取った。上田に暮らす人々の会話の切り取りなのだが、過去から現在にかけての時間軸を感じてもらいたいと思って「尼ヶ淵」を使ってみたのだ。

  
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 ここが尼ヶ淵と呼ばれていた場所の現在。
 
 ……いやあ、それにしても今日は上田城についての知識が深まったね。

 稽古が夕方からだったので、朝からホテルに迎えに来てもらい、ブラタモリなどにも出ていた上田市教育委員会文化振興課の和根崎剛さんに案内してもらいながら町歩きをしたのだ。

 私は小学校の時からお城が好きで、それを知った劇場の方が企画をしてくれた。
 いやあ、楽しかった。
 
 カメラマンの方も一緒で、時々掲載用の写真を撮ってもらいながら歩き回った。

 様子を覗きに来ていた立川さんも一緒に参加する形になり、彼女は美味しい天然酵母のパンを食べている姿などを撮ってもらっていた。あ、ここのパンは……本当に美味しかった。

 
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 終わってからは蕎麦を食べ、劇場で和根崎さんと対談。
 いろいろな話をきかせてもらい勉強になった。
 うかがった話を元に本でも出したいくらいだけど、ただの盗作になってしまうからダメだね。

 好きなものといえば……。


 サントミューゼには劇場と美術館がある。

 日本の城と並んで私が好きな物は……アンティーク家具を含むインテリア。
 しかもイギリスのもの。

 となると……壁紙などで有名なのはウィリアム・モリス。

 生活と芸術を一緒にしようという『アーツ&クラフツ運動』を始めた人で、家具や壁紙のデザインを多くしている。
 私は彼の大ファンで写真集なども何冊も持っている。
 
 こんな偶然はあるのかという感じだが、美術館では『ウィリアム・モリス展』が開かれているのだ。
 ああ、ああ……。
 嬉しい嬉しい嬉しい。

 昨日の稽古前に行ってきた。

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 興奮したなあ。
 売店で本やTシャツを買った。

 しかし……。
 喜んで着てみたものの……ピチピチになってしまった。サイズは合っているはずなのに。

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 まるで加圧シャツのようだ。
 
 いや、いい。
 私なりの『アーツ&クラフツ運動』、いや、違うな、ただの運動だと思うことにする。

 なんせ連日食べ過ぎているからだ。

 あ、いや、そういう時間も過ごしつつ、あくまで大事なのは舞台だ。
 明日も頑張ろう。

 そう、あと一歩なのだ。
 
posted by 土田英生 at 03:29| 長野 ☔| 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月19日

上田での滞在

劇場が休館日だったので今日の稽古は休み。

夕方には劇場の皆に焼肉屋さんに連れて行ってもらった。
一ヶ月前から予約しないと取れないという店らしい。前から噂は聞いていたので行けてとても嬉しかったし、予想通り美味しくて信じられないくらいの量があった。

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私は皆と飲んでいる時、最後までいるタイプだ。
けれど、今日はそんなにアルコールも入っていないのに、眠気が襲って来て我慢できなかった。
残念だが途中で失礼した。

で、ホテルに帰って来てからしばらく眠り込んでいたのだ。
どうしてあんなに眠たかったんだろ?
昨日までの三日間、朝から7時間の稽古だったのでその疲れもあったのかも知れないし、今日、4時間も歩いたせいかも知れない。

けれど最大の原因は夜に眠れないことだね。

ホテルも快適だし、毎日露天風呂に入って美味しいものも食べている。

これ以上のリラックスはないはずなんだけどねえ。
なんでだろ?

今日は昼過ぎに起きて、街をぶらぶらした。
上田は小さな街だ。
人口は15万7千人。
市街地はコンパクトで歩きやすい。

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二時間くらいぶらついた。
今、稽古をしている「尼ヶ淵スケッチ」は上田に暮らしている人たちの会話を切り取ったものなので、演出する上でも街の空気を把握したいと思った。

旧北国街道で昔の面影が残る柳町を越え、海禅寺の辺りまで来た時、道端でかがみこんでいる高校生がいた。
茶髪の男子だ。
何をしているのかと思ったら……虫を探していた。
私と目が合ったら恥ずかしそうにしながら会釈してくれたので私も笑顔を返した。
なんだか……切なくいい気分だった。

それからは一緒に来ている立川さんと待ち合わせをして上田電鉄に乗ってみた。

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適当な駅で降りた。
あてもなく歩いた。
広がっている田んぼや大きなため池。
遠くに山の稜線が幾重にも重なっている。

新しく開発された宅地には瀟洒な住宅が並び、中学校からは部活動の声が聞こえる。

二人組の男子中学生が「こんにちは」と挨拶をして通り過ぎていく。
その自然さにふいに涙が出そうになった。

寂れた神社があった。巨木が立っていた。
思わず見とれ、この土地の歴史を思う。

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いい時間だったね。


明日は音響や照明の打ち合わせもし、段取りを組んで通し稽古をする予定。
多分、上演時間は50分くらいになると思う。

23日と24日。
サントミューゼでお待ちしています!

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情報はコチラから!

明日は稽古前にへ併設されている美術館で『ウィリアム・モリス展』を見る。
楽しみだ。これについてはまた書こう。
posted by 土田英生 at 03:59| 長野 ☁| 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月15日

上田にやってきた

 9日の夜に香川から東京に移動。

 それにしても高松では大勢の人と会った。
 懐かしい人から、最近になって仲良くなった人、はじめましてだけど接点のある人、本当に何もかも新鮮な人。
 
 不思議だったのは、何度もお会いしていて認識もしているのに、それでもあまり私の意識の中になかった人が、突然アップになって登場してきたりしたことだった。
 これまでなぜかきちんと話すこともなかったんだよね。
 
 東京に戻ってからは打ち合わせやクローズドの演技ワークショップなど。
 このワークショップはむしろ自分の為になっている。
 色々と試す中で、新しい演技の段階を探っていけるからだ。

 MONOの次回公演のチラシのイラスト打合せもした。
 来年はMONO結成30周年なので、それにふさわしいデザインにしてもらうことにした。
 タイトルも決まり、大まかなストーリーラインもできてきたんだよね。
 これから登場人物などを決めていく過程で、まだ変化はしていくと思うけど。
 
 劇団の今後を考えると悩みも尽きないけれど、まずは圧倒的に面白い作品を創ればいいだけだ。
 これはなんだろう?
 評価されたいとか、そういうこととも少し違う。
 やっぱり自分が納得するものを創りたいという欲求がまだまだピュアな感じで私の中にあるんだよね。

 ま、これがなくなったら終わりか?

 それに……。
 この前の香川でもMONOのファンだというお客さんたちも来てくださっていて、これまでに何を観たとか、あの作品はこうだとか、いろんな話をしてくれて……こういうお客さんもいるんだと思うと身が引き締まるね。つまらないものはやりたくない。
 
 そんな中で、東京にいる間に会いたかった人もいるんだけど無理だったんだよね。
 無理というか……私は時々、どうしようもなく全てをいきなり解決したくなる瞬間がある。
 何かを抱えたまま黙っていることができない質なのだ。

 これでも随分と忍耐強くはなったと思うんだけどね。

 で、今日は上田にやってきた。
 明日からは『尼ケ淵スケッチ』の稽古。
 移動前、まだ台本が全部は終わっていなかった。

 MONOの新メンバーで、演出助手も兼ねつつ出演もする立川茜さんと東京駅で待ち合わせる。
 彼女は演出助手としての責任も感じているのか、

 「後半にのんびりできるくらいにしましょうね」と、新幹線の中でもさりげなく言う。
 
 上田に着いたらからといって浮かれて遊んでいる場合ではないぞというメッセージだと私は受け取った。
 だから私も襟を正した。
 ホテルにチェックインしてから、一緒にご飯だけ食べに出かけたが、ちゃんとすぐに部屋に戻ってパソコンに向かった。
 それにしても美味しい中華だったな。
 海鮮餃子も皮が薄くてパリパリだったし、ニラがとても効いていて……またいい店を見つけてしまった。

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 約束通り、台本は書き上げた。
 なので大浴場でのんびり露天風呂に浸かり、今はのみながらこれを書いている。

 明日は朝から稽古。
 夕方には終わるのでサムギョプサルかお蕎麦を食べよう。
 気になっているタイ料理屋さんもあるんだよね。

 いや、朝は上田城を散歩をしよう。
 ホテルから5分だしね。
posted by 土田英生 at 01:24| 長野 ☁| 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月09日

高松

 カブフェスに参加する為に高松にいる。
 それぞれが短編を各所で上演している。私も昨日だけで5団体くらいの芝居を観た。
 自分の担当するトークはなんだかグダグダになってしまったので、反省を生かして今日は方針を変えることにした。
 公開ワークショップをすることにしたのだが、果たしてこれが吉と出るかどうかは不明だ。

 2日間のフェスで昨日は初日終了後に打上げがあった。
 参加人数は100人以上。
 
 皆は基本的に劇団単位などで参加しているのだが、私は一人なのでアウェイ感。
 もちろん何度か香川ではワークショップなどをさせてもらっているので何人も知っている人はいるが、初めましての人も多い。
 だからその人たちにくっついていたのだが、お酒と共にだんだんに声をかけてもらえるようになった。

 会場で隣にいても全くしゃべらなかった人が嬉しいことにMONOや私の芝居に詳しかったりして、私もだんだんに打ち解けた。
 ブログをいつも読んでますと言ってくださる方もいてなんだか安心する。

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 実は高松は私の父方の出身地で、今もお墓はこっちにある。
 法事などでもしょっちゅうきていたし、馴染み深い場所なのだ。愛知県で父が経営していた会社の名前も、昔は「八州産業」という名前だった。「やしまさんぎょう」と読む。これは高松にある『屋島』と瀬戸内海にある八つの島(州)をかけた名前だったりするのだ。

 街はどんどん綺麗になるが、それでも懐かしいという感情に包まれたりする。

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 今日は終われば東京に移動。
 数日滞在して、次は長野の上田だ。
 
 

 
posted by 土田英生 at 10:29| 香川 ☔| 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月08日

京都→大阪→香川→東京→長野

久しぶりに自宅で5日間過ごした。
のんびりするつもりだったのに、そんなに暇ではなかった。台風もきたりして、あっという間に時間が経ってしまったね。

上田でやる予定の「尼ケ淵スケッチ」のベース台本は書き終えた。いや、実はまだまだ書き足さないといけないんだけどね。
4つの話が入り組んで成立する構造にするので、残りは稽古しながらになるのだ。
取り敢えず台詞を覚えてもらうために基本となる会話を作った。
MONOの立川さんも出演するのだが、彼女の台詞だけはまだ書けていない。この2、3日中になんとか終わらせようと思っている。

今日は朝から台風で汚れた家の周りを掃除し、洗濯などを済まして京都を出た。
大阪で芝居を観て、その足で香川に移動。

今は坂出にいる。

明日からは「カブフェス」に参加する。
30近い団体が短編などを一気に上演する企画だ。しかも会場は高松城の中!

地元の劇団である、株式劇団マエカブが単独で開いている演劇祭だ。

どうせ参加するなら私も作品を持ってきたかったね。MONOもメンバーが増えたことだし、こうしたことにも対応できるはずだ。

ただ、話をもらった時には具体的に考えられる状況にはなっていなかった。なので最初は参加を断った。

しかし代表の岡田君は言った。

「とにかく土田さんには、来て盛り上げて欲しいんで」

と、いうことで、私は作品も何もないままやって来てしまった。
明日と明後日、とにかく喋る。
トークの企画に出る。

明後日の夜には直接東京に行き、14日からは上田に移動し、そこで滞在して稽古と本番。

またしばらく京都には帰れない。

北海道の地震も大変だけれど、関西も台風の爪痕がひどい。まだ停電している場所も多い。

嵐山ですら木々が倒れたままだったり。渡月橋も壊れたままだしね。

戻ってくる頃にはきれいになってるんだろうけどなんだか複雑な気分。

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posted by 土田英生 at 01:47| 京都 ☁| 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月02日

約2ヶ月ぶりの自宅

 京都で自分の部屋にいる。
 うるさいくらいに虫の声がして、少しだけ緊張感のある風が窓から入ってくる。
 秋の気配。
 やっぱり家は落ち着くな。
 同時に嵐山の夜はなんだか寂しい。

 前に戻ってきたのは7月の頭だ。
 テアトル・エコーの稽古中だったけど、前田司郎君と大阪でトークをする為に1日だけ家に立ち寄った。
 あれから約2ヶ月。
 戻ってくるといつもそうだけど郵便受けはパンパンで、引き出してみるとそのままの形で出てくる。
 玄関の前には雑草がたくましく育ってたし。
 1ヶ月に一度は帰ることにしよう。
 
 上田からは27日に東京に戻った。
 その夜、友達と下北沢でのんだ。

 28日は七味まゆ味さんの出ている舞台を観てトーク。夜は友達と下北沢でのんだ。
 29日は7時間のワークショップ。終わってから参加メンバーとのんだ。さらに下北沢でものんだ、
 30日は高橋明日香さんの出ている「川辺月子のために」を観てから少しだけのんだ。
 31日は匿名劇壇を観てから皆とのんだ。さらに下北沢に戻ってから別の友達とのんだ。

 やばいな。
 文末が全て『のんだ』で終わっている。
 上田でも毎晩のんでたしね。

 7月、メンタルが急下降して、それ以来、ほぼ欠かさずにのむようになってしまった。
 元々そこまでお酒好きでもなかったのにね。
 けれどお酒を入れないと眠れなくなってしまった。

 そろそろ断ち切る。

 5日間は京都にいられるので、その間はコーヒーとアーモンドだけにしよう。
 今日ものんでないしね。
 だからこんな時間になっても眠れないんだけど。
 書くものなどはあるけど、仕事の予定は入れていないし、お酒に頼るのはやめよう。
 
 7日には香川に行ってカブフェスに出演、9日からは東京で打合せなどをしてから9月14日からは上田に滞在だ。
 やっぱりまたしばらく京都には戻って来られないね。

 けど、上田も環境がいいので健康になる気がする。
 涼しくなっているだろうし、きっと空がきれいだ。
 
 夏の空も東京や京都とは違ったし。
 サントミューゼから見上げる空もくっきりしていた。

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 久しぶりに夕方という時間帯を感じたりもした。
 
 
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 来年のMONOの新作タイトルを決めた。

 これまでの付け方を裏切ってみた。
 だからなのか、気に入ってはいるけど少しだけ気持ち悪い。
 
 けれど、意識的にそうしてみることにしたのだ。

 自分を制限してしまうのは怖いしね。
 考えてから動くとこれまでの自分の殻からは出られない。
 だから思い切って行動を変えるというのが、現在の私のテーマなのだ。
 どんな話なのかはメモをしたけど、実際に書くときには踏ん張って自分を裏切りたい。
 
 
 あ、その前に上田でやる『尼ヶ淵スケッチ』を書かないといけないけど。
 まずはここで普段書かないことを書いてみようと思っている。
posted by 土田英生 at 04:46| 京都 ☁| 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月26日

「青い鳥たち、カゴから」終了。そして上田。

 テアトル・エコー「青い鳥たち、カゴから」が終わった。

 自分自身に対しては不満も残っているし、今になって「あそこはこう書けば良かった」などと気づいたりして後悔もわずかにあるが、劇団の皆は本当に気持ちのいい人たちだった。
 恥ずかしいので書かないけれど、打上げでも色々な話をして、涙もろい私は泣かされたりもした。

 打上げは6時間にも及び、その後、数人と朝まで卓球やボーリングをした。
 なんだか学生気分だ。
 
 翌日はさすがに抜け殻になったけど、終わってからもLINEなどでメッセージをもらったりしているので、完全に終わったという実感は薄いんだよね。これからジワジワくるのかもね。
 
 で……。
 すぐに長野県の上田市にやって来た。
 
 サントミューゼで上演する「尼ケ淵スケッチ」の創作準備の為だ。

 MONOのメンバーになった立川茜さんも出演するので、一緒に中に入ってもらって前回(5月)のワークショップの復習。
 続いて創作の為のネタ出し。
 今日で大体の方向性は見えた。

 けど、ここは本当に空気もいいし、周りには山があって気持ちいい。

 昨日も着いてすぐに長い時間散歩をした。
 暗くなった頃に上田城に行ったら、あまりにも月がきれいで、私たちは思わず見とれてしまった。
 外側には光輪がくっきりと出ていて、まるで「青い鳥たち、カゴから」に出てきた月のようだった。

 そして……やたら食べている。
 昨日は絶品のサムギョプサル、今日は焼き鳥屋さん。
 キャベツ揚げにはカルチャーショックを受けた。
 なんだ、あれ? 
 とても美味しいではないか。
 
 今日はホテルに帰って来てシャワーだけ浴びてすぐに眠ったのに、すぐ目が覚めてしまった。

 ……露天風呂に行ってきた。
 誰もいなかった。
 お湯に浸かって上を見ると、またしても月だ。
 それを眺めながら20分以上ゆったりした。
 様々な考えが頭の中を巡った。
 私の思考は、時折、月を隠す雲の動きと連動しているようだった。


 明日は昼に蕎麦を食べてから、いよいよ実際に作品を創って行く。

 3話のオムニバス。
 今考えているのは「祖父と孫」「二組の夫婦の事情」「母と息子たち」の3本。
 サザエさんの予告編のようなラインナップだ。
 MONOの立川茜は全話に絡む。
 けど、ちょっとだけ足りないんだよねえ。
 私も出れば解決するんだけど、出たがりみたいに思われるのも困るしね。
 
 とにかく3本の話を、何度も使っている手法で一本にまとめるつもりだ。
 詳しくは説明しずらいけど、同じ時間をいろんな方向から見るという構成で、私が『クルクルと回すやつ』と呼んでいるやつだ。
 『クルクルと回すやつ』という名前で特許を取りたいくらいだ。

 これ、何回目だろ?

 最初は演劇アドバンスドユニットという企画で書いた『感情珈琲』だったと思う。
 それからコンクールの賞品として私が伊丹西高校に書き下ろした『空と私のあいだ』、その進化系でAI・HALLのハイスクール・プロデュースでやった『空と私のあいだ』、さらに登場人物を大人にして、横山拓也君と共作したMONO特別企画『空と私のあいだ』、広島アステールの演劇学校の試演会『あの10分間、そしてそれからのこと』

 5回も『クルクル回すやつ』を使っている。
 きっとこれからもクルクル回すんだと思う。
 

 もうこんな時間だ。
 寝よ。
 
 
posted by 土田英生 at 02:57| 長野 ☀| 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月16日

眠れないので。

 テアトル・エコー「青い鳥たち、カゴから」は絶賛上演中。
 最終日(22日)以外はまだまだ入れますので、皆様、ぜひお越しください。

 私は基本的に本番は観るようにしているのだけど、ここ2日は劇場に行けなかった。
 演出助手から本番がどんな様子だったのかという報告はもらっているけどやっぱり気になる。
 
 劇場には着到盤と呼ばれるものがあったりする。
 テアトルエコーのものは歴史を感じさせるバージョンだ。

IMG_1655.jpg

 
 今回は私の名札も作ってもらったし、舞台美術の奥村くんのもある。
 上の写真だと、奥村くんの名前は赤になっているので、この時は劇場に来ていないということだ。

 一昨日と昨日は私の名前も赤だったはずだ。

 その間、私はENBUゼミの講義。
 皆、とても熱心で好感を持った。
 10代から40代まで年齢はまちまちだけど、とても仲もよく雰囲気もいい。
 初日が終わったあとに誘ってくれたので飲みに行った。

 私の悪い癖だけど、ワークシップなどをしていると、ついつい情が湧いてしまう。
 全てを伝えたくなってしまい、あれもこれもという感じで詰め込もうとする。

 本当は愚直に同じことを繰り返さないとダメなんだけどね。

 もう一回残っているので、ちゃんと整理して行こう。

 ……昨日は全くお酒を飲まなかった。

 だから案の定眠れないまま朝を迎えてしまっている。
 ああ、今は夜が嫌いだ。
 少しは寝ないとね。
 
 今日は本番を観るし。
 
 
posted by 土田英生 at 07:41| 東京 ☀| 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月09日

最後の稽古

台風が来ているので、いつもより早く通し稽古をやって帰ってきた。

思ったよりも早かったので渋谷で少しだけ一人でブラブラした。
考え事をしながら一人で飲んだ。
渋い感じでグラスを傾けているつもりだったけど、そのポーズだけでは全然時間が持たず、寂しくなったのですぐに帰った。

……立て続けに上演中止や公演延期の情報を知った。
私はその二つの団体と直接の面識もないし、個々については何も語るつもりはない。
ただ、両方とも台本の遅れが原因だと聞いて、色んなことを考えた。

もちろん明日は我が身だ。

私もこれまでだって何度も危ない橋は渡った。
台本を書く作業は厄介だ。
頑張れば進む訳じゃない。
何時間座っていても、一行も書けないこともある。
……とにかく苦しいしね、あの時間は。
また、書かなければいけない時、他のことで悩んでいてそれどころではない時もある。

それでも締切や期限はやってくる。
でも……。
書けない時には謝るしかないんだよね。
作家の思いや事情を斟酌してもらおうとするのは無理なことだ。
書けないことは美談でもなんでもないし、よりよい作品を創りたいとは誰もが思っているんだし。

何が言いたいのかというと……。

「書く行為」をあまりにも神聖化しちゃダメなんだよね。どんどんそれに甘えて行ってしまうから。これは自戒を込めて言ってるけどね。

色んな場所で喋ってるけど、私は「降りてこない」とかいう劇作家が嫌いだ。
イタコじゃないんだし。
降りてなんかこない。

そんな方法があるのなら、私もそれを習得したいよ。
私にはそんな才能はないので、とにかく泣きながら机に向っている。比喩でもなんでもなく書けないと泣く。
あれはなんだろ?
幼児退行するんだよね。
そうやって苦しんで考えていると、アイデアがふと出てきたりする。
ま、それを「降りてくる」と表現してるだけなんだろうけど、なんか書くことを特権化しているようで嫌だ。

今回の「青い鳥たち、カゴから」だって、随分と約束を破ってしまった。何度か泣いた。
稽古開始の2週間前には初稿を出しますと宣言していたけれど、「崖っぷちホテル!」を書き終わった時、締切までは一週間強しかなかった。
何より疲れていた。
それもあったし、色んなことが重なって稽古に入る前に個人的にメンタルをやられてしまい……なかなか集中出来なかった。

稽古をしながら続きを書き、読んでもらっては書き直すという繰り返しだった。
稽古していたのに、なくなったシーンも結構ある。

けどねえ。
だから芝居は救われるんだよね。
周りに人がいるから。
特に今回はそうだった。

役者さんたちは文句も言わずに一生懸命取り組んでくれた。
なんと言ったらいいのか、「こなす」というような人はなく、作品をよくしようと思っていることが伝わって来た。

だから私も書けたんだと思う。

形やリズムにこだわる私の演出にもきちんと取り組んでくれたしね。
この5日間、通し稽古のランタイムは毎回誤差1分以内だ。
これ、すごいことなんだよね。

脱稿したのは7月末。
だけど、通し稽古に入ってからも何度も改訂した。
今日ですら稽古しながら台詞を変更したしね。

明後日は初日だ。

枠に関しては出来ているので、あとはその枠の中に、役者さんたちの体重がどれだけ乗るかが勝負だ。
昨日、ぐっと良くなった。

面白くなるね。
私も最後まで気を抜かずに、しつこくやろう。

まだまだ上に行ける。
本番までには一日あるし十分だ。

明日はゲネプロ。
お客さんは入れずに、本番と同じように上演する。

しかしだ。
テアトル・エコーは劇団員も多く(役者だけで100人くらい!)いるので、ゲネプロにも多くの人が観にくるらしい。
だからプレビュー公演みたいなもんだよね。

ただ、役者さんたちからの要望で、明日の昼にも集まって一回通してみることになったので、そこで最後の調整はできるのだ。

劇場客席に作ってもらっていた演出席ともお別れだ。

IMG_1632.jpg


「餌」と呼ばれている、演出助手の小泉さんが出してくれるアーモンドとチョコレートともさよならだし、役者さんの似てない似顔絵を描く場所もなくなってしまう。
少しだけ寂しい。

ということで、皆さん、お待ちしています!

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posted by 土田英生 at 02:38| 東京 ☁| 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする