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MONO代表・土田英生のブログです

2011年02月19日

そろそろ限界。

男1 パンチョっていうのは……その……あれ……呼び名?

 三人の顔色が変わる。

女2 まずい。本当にまずいですよ。
男2 お前、自分がパンチョだってことすら分からないの?
女1 ね? 変でしょ? 明らかにおかしいよね?
男1 待って。ちょっと待って。考えさせて……考えさせてよ。あれ? あ……あああ!
女1 どうしたんですか?
男1 そっか……そうか……。
男2 (女1に)なんか思い出して来たんじゃないか。
女1 (男1に)そうなんですか?
男1 うん……。

 見守る三人。

男1 あ……そうか……そうだったんだよな。

* * * *


 ……ああ、もう駄目だね。
 何がそうだったのか……分からない。
 誰か分かる人がいたら教えて下さい。
posted by 土田英生 at 00:02| 京都 ☀| 遊び | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月15日

やっぱり思いつきは思いつきだ。

* * * *


男1 はあ? これ……この服は……。

 男1は驚いて女1の顔を見る。

女1 そうです。 
男1 ……私は男性なんですけど。
女1 ええ。
男1 これ……女性モノですよね? だってこれ……スカートですもんね……。
女1 そうですよ。だってあなたがそれを用意しろって要求したんじゃないですか。だから昨日必死で探してきたんですよ。
男1 え? あの……本当に訳が分からないんですけど。
女1 冗談はやめて下さい。
男1 冗談じゃなくって……。
女1 とにかく早くして下さいよ。皆さん待ってるんですから。
男1 これに着替える?
女1 はい。
男1 皆さんが待ってる?
女1 驚きましたよ。来ないから覗きに来たら……まだパジャマで座ってるんですから。
男1 本当に分からないんです。え? 皆さんって誰ですか?
女1 え……。
男1 というか……あなたは?
女1 はあ? 
男1 あなたは……誰なんでしょうか?
女1 (笑って)待って下さいよ。私? 私が誰かって聞いてるんですか?
男1 ええ……。

 女1は心配そうな表情になる。

女1 本当に聞いてるんですか?
男1 ええ……。
女1 私が分からない?
男1 です……ねえ。

 女1はしばらく黙って男1を見ているが突然、

女1 (後に)ちょっと、誰か……誰か来て! おかしいの。
男1 え? 誰を……?
女1 (叫ぶように)来てよ! 早く! おかしいのよ。

 外でガヤガヤと声がして男2と女2が顔を出す。

男2 ……どうしたの?
女2 あれ、まだパジャマで座ってるの。
女1 そんなことよりさ……私のことも分からないみたいなの。
女2 はあ?
男2 え? (笑いながら男1に)パンチョ。おい、パンチョ。早くしろよ。
男1 パンチョ?
男2 うん。
男1 パンチョって……何?
男2 パ、パンチョ……お前……。

 三人は顔を見合わせる。

女1 でしょ? ずっとこの調子なの。
女2 確かに……おかしいですよね。
男1 待って……パンチョって何?
女2 ……自分のことも分からないんですか?
女1 みたいねえ。
男2 (男1に)おい、ふざけてる訳じゃないよな、パンチョ。
男1 ……パンチョって僕のこと?
男2 ふざけるなよ。
男1 ふざけてなんかないんですけど……。
女1 (男2達に)とにかく中止しよ。こんなことやってる場合じゃないもん。
男1 待って、待って。説明して。説明してくれたら分かるかも知れないし。
三人 ……。

 三人はなにも言わない。

男1 え? 僕は……。
男2 お前は……パンチョだろ。
男1 パンチョっていうのは……その……あれ……呼び名?

 三人の顔色が変わる。

女2 まずい。本当にまずいですよ。

* * * *


 昨日の夜、気まぐれに書き始めた会話。
 無構想でアドリブで続けて行く戯曲。
 もしかしたら面白いものになってしまうのではないかと淡い期待をした。
 しかし……やっぱり思いつきは思いつきだ。
 ああ、遊びとはいえ書き直したい。考えて構成したい。
posted by 土田英生 at 16:13| 京都 ☁| 遊び | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

思いつき

 このブログも結構長い間続いている。
 しかしいつからか個人的な愚痴しか書かなくなってしまっている。
 これではいけない。
 で、さっき思いつきでカテゴリに「遊び」というのを付け加えてみた。
 別にレジャーについて書こうというのではない。
 アドリブで何か作品を書いてみようと思ったのだ。
 しかし真剣な作品だと思われたら困る。なんせアドリブの思いつきで書くのだから。
 という訳で「遊び」にした。

 まあ、一応、劇作家ということになっているので戯曲形式で書いてみよう。
 しかし一切構成などを考えずに適当に書き、詰まったらそこでやめる。
 そして気が向いたらその続きを書く。
 すぐに飽きてやめるかも知れない。
 逆に盛り上がってしまって長編戯曲になってしまうかも知れない。
 
 場所は……どうしよう……まずはどこだか分からない空間にしておいた方がいいね。書いているうちに限定されて来るかも知れないし。
 登場人物は……これも適当に男1とかにして進めて行こう。

* * * *


第一場

 なにもない場所。
 男1がイスに座っている。
 天井を黙って見つめている。
 と、ドアが開く。
 女1が顔を出す。

男1 ……。

 黙って女1を見る。

女1 あの……時間ですけど。
男1 はあ?
女1 時間です。
男1 時間?
女1 はい。というか……もう過ぎてるんですよね、5分も。
男1 ああ……だから……え? 何の時間なんですか?
女1 えええ? ええええ?

 女1は驚く。

女1 あなた……(笑って)何を言ってるんです? 時間なんですよ、だから早く。
男1 ……。
女1 困るんです。早く着替えて下さい。
男1 着替える? 何にですか?
女1 クローゼットに入ってますから。一番上にある服に早く着替えて下さい。

 男1は怪訝そうな顔をして動かない。

女1 早く! いい加減にして下さい! 着替えて!

 男1はその剣幕に押されて立ち上がる。そしてクローゼットを開ける。

男1 はあ? これ……この服は……。

 男1は驚いて女1の顔を見る。

女1 そうです。 

* * * *


 ……すでに詰まってしまった。
 服は何だったんだろうと考えてしまったので……ここで今日はやめる。

 ……っていうか……続きそうもない予感満載だ。
 でも、まあ、気が向いたら続きを書いてみよう。
posted by 土田英生 at 01:56| 京都 ☔| 遊び | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする