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MONO代表・土田英生のブログです

2018年09月19日

上田での滞在

劇場が休館日だったので今日の稽古は休み。

夕方には劇場の皆に焼肉屋さんに連れて行ってもらった。
一ヶ月前から予約しないと取れないという店らしい。前から噂は聞いていたので行けてとても嬉しかったし、予想通り美味しくて信じられないくらいの量があった。

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私は皆と飲んでいる時、最後までいるタイプだ。
けれど、今日はそんなにアルコールも入っていないのに、眠気が襲って来て我慢できなかった。
残念だが途中で失礼した。

で、ホテルに帰って来てからしばらく眠り込んでいたのだ。
どうしてあんなに眠たかったんだろ?
昨日までの三日間、朝から7時間の稽古だったのでその疲れもあったのかも知れないし、今日、4時間も歩いたせいかも知れない。

けれど最大の原因は夜に眠れないことだね。

ホテルも快適だし、毎日露天風呂に入って美味しいものも食べている。

これ以上のリラックスはないはずなんだけどねえ。
なんでだろ?

今日は昼過ぎに起きて、街をぶらぶらした。
上田は小さな街だ。
人口は15万7千人。
市街地はコンパクトで歩きやすい。

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二時間くらいぶらついた。
今、稽古をしている「尼ヶ淵スケッチ」は上田に暮らしている人たちの会話を切り取ったものなので、演出する上でも街の空気を把握したいと思った。

旧北国街道で昔の面影が残る柳町を越え、海禅寺の辺りまで来た時、道端でかがみこんでいる高校生がいた。
茶髪の男子だ。
何をしているのかと思ったら……虫を探していた。
私と目が合ったら恥ずかしそうにしながら会釈してくれたので私も笑顔を返した。
なんだか……切なくいい気分だった。

それからは一緒に来ている立川さんと待ち合わせをして上田電鉄に乗ってみた。

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適当な駅で降りた。
あてもなく歩いた。
広がっている田んぼや大きなため池。
遠くに山の稜線が幾重にも重なっている。

新しく開発された宅地には瀟洒な住宅が並び、中学校からは部活動の声が聞こえる。

二人組の男子中学生が「こんにちは」と挨拶をして通り過ぎていく。
その自然さにふいに涙が出そうになった。

寂れた神社があった。巨木が立っていた。
思わず見とれ、この土地の歴史を思う。

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いい時間だったね。


明日は音響や照明の打ち合わせもし、段取りを組んで通し稽古をする予定。
多分、上演時間は50分くらいになると思う。

23日と24日。
サントミューゼでお待ちしています!

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情報はコチラから!

明日は稽古前にへ併設されている美術館で『ウィリアム・モリス展』を見る。
楽しみだ。これについてはまた書こう。
posted by 土田英生 at 03:59| 長野 ☁| 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月15日

上田にやってきた

 9日の夜に香川から東京に移動。

 それにしても高松では大勢の人と会った。
 懐かしい人から、最近になって仲良くなった人、はじめましてだけど接点のある人、本当に何もかも新鮮な人。
 
 不思議だったのは、何度もお会いしていて認識もしているのに、それでもあまり私の意識の中になかった人が、突然アップになって登場してきたりしたことだった。
 これまでなぜかきちんと話すこともなかったんだよね。
 
 東京に戻ってからは打ち合わせやクローズドの演技ワークショップなど。
 このワークショップはむしろ自分の為になっている。
 色々と試す中で、新しい演技の段階を探っていけるからだ。

 MONOの次回公演のチラシのイラスト打合せもした。
 来年はMONO結成30周年なので、それにふさわしいデザインにしてもらうことにした。
 タイトルも決まり、大まかなストーリーラインもできてきたんだよね。
 これから登場人物などを決めていく過程で、まだ変化はしていくと思うけど。
 
 劇団の今後を考えると悩みも尽きないけれど、まずは圧倒的に面白い作品を創ればいいだけだ。
 これはなんだろう?
 評価されたいとか、そういうこととも少し違う。
 やっぱり自分が納得するものを創りたいという欲求がまだまだピュアな感じで私の中にあるんだよね。

 ま、これがなくなったら終わりか?

 それに……。
 この前の香川でもMONOのファンだというお客さんたちも来てくださっていて、これまでに何を観たとか、あの作品はこうだとか、いろんな話をしてくれて……こういうお客さんもいるんだと思うと身が引き締まるね。つまらないものはやりたくない。
 
 そんな中で、東京にいる間に会いたかった人もいるんだけど無理だったんだよね。
 無理というか……私は時々、どうしようもなく全てをいきなり解決したくなる瞬間がある。
 何かを抱えたまま黙っていることができない質なのだ。

 これでも随分と忍耐強くはなったと思うんだけどね。

 で、今日は上田にやってきた。
 明日からは『尼ケ淵スケッチ』の稽古。
 移動前、まだ台本が全部は終わっていなかった。

 MONOの新メンバーで、演出助手も兼ねつつ出演もする立川茜さんと東京駅で待ち合わせる。
 彼女は演出助手としての責任も感じているのか、

 「後半にのんびりできるくらいにしましょうね」と、新幹線の中でもさりげなく言う。
 
 上田に着いたらからといって浮かれて遊んでいる場合ではないぞというメッセージだと私は受け取った。
 だから私も襟を正した。
 ホテルにチェックインしてから、一緒にご飯だけ食べに出かけたが、ちゃんとすぐに部屋に戻ってパソコンに向かった。
 それにしても美味しい中華だったな。
 海鮮餃子も皮が薄くてパリパリだったし、ニラがとても効いていて……またいい店を見つけてしまった。

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 約束通り、台本は書き上げた。
 なので大浴場でのんびり露天風呂に浸かり、今はのみながらこれを書いている。

 明日は朝から稽古。
 夕方には終わるのでサムギョプサルかお蕎麦を食べよう。
 気になっているタイ料理屋さんもあるんだよね。

 いや、朝は上田城を散歩をしよう。
 ホテルから5分だしね。
posted by 土田英生 at 01:24| 長野 ☁| 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月09日

高松

 カブフェスに参加する為に高松にいる。
 それぞれが短編を各所で上演している。私も昨日だけで5団体くらいの芝居を観た。
 自分の担当するトークはなんだかグダグダになってしまったので、反省を生かして今日は方針を変えることにした。
 公開ワークショップをすることにしたのだが、果たしてこれが吉と出るかどうかは不明だ。

 2日間のフェスで昨日は初日終了後に打上げがあった。
 参加人数は100人以上。
 
 皆は基本的に劇団単位などで参加しているのだが、私は一人なのでアウェイ感。
 もちろん何度か香川ではワークショップなどをさせてもらっているので何人も知っている人はいるが、初めましての人も多い。
 だからその人たちにくっついていたのだが、お酒と共にだんだんに声をかけてもらえるようになった。

 会場で隣にいても全くしゃべらなかった人が嬉しいことにMONOや私の芝居に詳しかったりして、私もだんだんに打ち解けた。
 ブログをいつも読んでますと言ってくださる方もいてなんだか安心する。

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 実は高松は私の父方の出身地で、今もお墓はこっちにある。
 法事などでもしょっちゅうきていたし、馴染み深い場所なのだ。愛知県で父が経営していた会社の名前も、昔は「八州産業」という名前だった。「やしまさんぎょう」と読む。これは高松にある『屋島』と瀬戸内海にある八つの島(州)をかけた名前だったりするのだ。

 街はどんどん綺麗になるが、それでも懐かしいという感情に包まれたりする。

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 今日は終われば東京に移動。
 数日滞在して、次は長野の上田だ。
 
 

 
posted by 土田英生 at 10:29| 香川 ☔| 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする