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MONO代表・土田英生のブログです

2017年01月06日

朝7時半に飲む

 改めまして今年もよろしくお願いします。

 新年早々、訳が分からない。
 2日の夜には上げたいと思っていた脚本が3日の早朝になっても終わらなかったので、とりあえず朝の4時半に切り上げた。そこからその日にやる落語の準備をした。
 7時半の新幹線に乗り、もう変な人だと思われるのを覚悟で、ブツブツと落語を反芻しながら京都に向かった。

 会場のアトリエ劇研に到着したのは10時半。
 京都役者落語の会のメンバーの幟が立っている。
 見ると……私の分まで用意してくれていた。
 
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 プレッシャーだ。
 そのまま場当たりとゲネが始まったが、もうめちゃくちゃ緊張した。
 途中で首の向きが上下入れ替わったりした。だいたい、落語を人前でやるなんてことは初めてなのだ。
 しかも他のメンバーは上手だしね……。

 そして15時からは本番。
 もちろんド緊張。
 終わってから打ち上げ。久しぶりにお酒を飲んだけれど酔えない。
 残してきた仕事が気になって解放できない。
 久しぶりの京都、そして昔からのメンバーと一緒だというのに。

 翌日の朝、東京に戻った……のだが、これが大変だった。
 前もって新幹線は予約してあった。年末の段階でグリーン席すら残り少なかったがなんとか確保できた。
 しかしだ。
 起きたら……間に合わない時間だった。
 京都駅に向かい、いろいろと試してみたが、もちろん席などない。
 久しぶりに品川まで立ったまま移動。
 新幹線の中でも仕事したかったのだが諦める。
 
 で、戻ってきてすぐに机に向かった。
 5日の朝までには仕上げようと頑張った。
 一晩は時間がある。
 朝方になって分量的には終わっていた。
 しかし内容的には……ダメだ。
 書き直した。
 当然、朝までには終わらない。なので午後までにしてもらい……そして書いた。
 午後3時……まだ終わらなかった。そして眠気がピーク。
 お願いしてもう一晩待ってもらうことにした。

 で、さっき送信した。
 
 お酒が飲みたい。
 どうしても飲みたい。
 
 年明けたばかりだというのに、心配事もあれば、ちょっとばかり悩みもある。
 多分、解放されたくて仕方ないんだと思う。
 ストレスだね、ストレス。

 なので飲み出した。
 大好きなココナッツリキュールにラムを入れてソーダで割ったものを飲んでいる。
 すでに四杯目だ。
 ……ちょっとだけいい気分だ。

 このまま少し眠ろう。
posted by 土田英生 at 08:15| 東京 ☀| 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月03日

今年もよろしくお願いいたします

 年末年始も全く関係なく過ごしている。
 30日に打ち合わせが終わり、それから下北沢の事務所に引きこもり脚本を書いている。
 31日に外に出たけど、それからはローソンとセブンイレブンにしか行っていない。
 気がついたら元旦の3時くらいだったし。
 誰にも「あけましておめでとう」などという言葉もかけていない。
 あ、ローソンで知り合いの店員さんから「今年もよろしくお願いします」と言われて、「いや、こちらこそ」と答えただけだ。
 
 けれど、挨拶くらいはしないと。そう思ってこれを書いている。
 
 今年もよろしくお願いします。

 とにかく去年の終わりは慌ただしかった。
 宮崎で上演する『板子乗降臨(いたこのりこうりん)』の初稿を上げ、小説の最終校正も終わった。
 遅れに遅れたが、小説はこのままだとMONOの公演までには出版できるはずだ。

 同時にドラマの脚本にも取り掛かっていたのだが、なかなか世界に入れなかった。
 最初はすっと入れそうな気がしてたんだけどね。
 やっぱりそんなに簡単にはいかない。

 どんな作品の時もそうだ。
 最初は世界が掴めない。
 登場人物も自分の中にいない。
 だから「えっと、この人はこういう癖がある設定だから……」などと頭を使って書く。何度も構想のメモを確認しながら書く。それが世界を掴んで、というか、入り切ると登場人物が勝手に動き喋り出す。
 
 それにはどうしても一定の時間がかかる。
 そこまでは本当に苦しい。
 忙しかったのもあるのかなあ。
 一つの世界にどっぷり浸かれないしね。

 まあ、そんなこんなでもがきながら12月後半を過ごした。
 音響の佐藤こうじ君ややっているソニードワークショップに出たり、猫のホテルの千葉さん、カムカムミニキーナの松村さんとのトークなどもやった。

 もう随分と昔の気がする。

 暦などもあまり気にかけずに過ごしている方だけど、それでもせっかくなので心機一転しよう。
 去年は何かと辛かった。

 今年は上を向いて歩こう。

 明日(今日?)は京都で行われる劇研寄席にゲストで出る。→
 2年前の飲み会で『出る』と宣言してしまったやつだ。
 こわい。落語を人前で披露したことなどないのだ。前から少しずつ用意はしていたけど、脚本で頭がいっぱいになっていて、ちゃんとは稽古していない。
 一昨日、アッチャマンに電話した。
 『右左交互に見て喋ったらいいの?』という、そんなことで落語をやるなよという質問をした。
 今日は水沼君に電話した。
 『台詞って完璧に覚えてやってるの?』という、素人丸出しの質問をした。
 7時の新幹線で移動。
 こうなったら新幹線の中で練習だ。
 ブツブツ言いながら京都まで行こう。
 『そうだ、ブツブツ言いながら行こう』だ。

 いや、きっと眠るな……。
 徹夜で今からやろう。
 15年続けてきて、最後らしいし。
 呼んでくれた他のメンバーに迷惑はかけたくない。
 
 終わったらすぐに東京に戻り、ドラマの世界に舞い戻らないといけないけどね。
 とにかくなんでも精一杯やるだけだ。

 今年は前半からいろいろある。

 2月は「板子乗降臨」→
 書き下ろし小説の出版
 3月にはMONO『ハテノウタ』→
 夏にも舞台を予定しているし、秋にもやろうと思っている。
 
 『ハテノウタ』の稽古は今月中旬から始まる。台本はまだ最初の部分しかない。けれど随分と前から構想を練ってきたので、世界はすでに掴めていると思う。
 簡単な箱書きも終わってるしね。あとは台詞にしないといけないけど。
 実は台詞を書くのはそんなに大変じゃないのだ。
 話が転がるかどうか。そこでいつも悩んでいるのだ。
 まあ、書いてみたら転がらずに苦しむことも多々あるけど。
 けど、一年前から考えていた設定だし。
 同じ設定で大分のワークショップでは15分のものを創り、広島の俳優講座では「はてにひとはな」というタイトルで45分の作品にした。
 もちろん、登場人物なども全部違うし、全く新しい作品ではあるんだけど、少なくとも手触りはすでにある。

 ……なんだか自分に言い聞かせているような文章だ。

 MONOの5人に加えて、常連の若手女優さんが3人。

 そこに浦嶋りんこさんが加わる。

 本当、人間的にも素敵な人だ。
 豪快で明るく、けれど内側は繊細。
 りんこさんと出会ったのは……何年前だっけ?
 いしいしんじさん原作で、倉持裕さん脚本の音楽劇『トリツカレ男』で私は演出を担当した。
 クラムボンの原田郁子さんや、尾藤イサオさんとともに、りんこさんも出演していた。その休憩中に『ストレートプレイもしたい』と話してくれていた記憶がある。
 その後、文化庁主催公演で私が演出する舞台にも出てもらったが、私としてはやはりMONOで一緒にやりたいという願いを持っていた。

 今回の『ハテノウタ』はタイトル通り歌が出てくる。
 そしてMONOのメンバーは……全員……歌が……そんなに……。
 そうなると『浦嶋りんこ』しかいないではないか。
 アンサンブル的な会話劇の骨子は残し、そこに歌が加わる。
 きっとうまくいくね。

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 ……けれど、その前にドラマ脚本。
 いや、その前に落語だった。
 
posted by 土田英生 at 04:20| 東京 ☀| 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月19日

もう一度眠ってみよう

 前回の更新から10日も経っていないのに、まるで一ヶ月くらい前に感じてしまう。
 いろいろなことがあったからだ。
 いや、ずっと寝不足の状態が続いているので、実際に起きている時間が長いだけかも知れない。
 逆浦島太郎状態だ。
 的確な例えじゃないな。
 えっと、つまり結構時間が経ったなあと思っていたら全然だったという……ま、いいや。

 劇作家協会の新人戯曲賞の審査会に出て、南出君が受賞して、パーティーと忘年会があって、ドラマの原作本を読んで、ドラマの打合せがあって、プロットを書いて、金替君が出ている東京マハロを観て、終わってなかった宮崎県立芸術劇場のプロデュース公演「板子乗降臨」の初稿を書き続けて、小説に追加するページを書いて、MONOに関する文章を書いて、ドラマの打合せがまたしてもあって、「板子乗降臨」の初稿が終わらずに泣いて、劇作家協会の対談に出て、5年ぶりに会う友達と会って、「板子乗降臨」の初稿を書き続けて……。

 とにかく色々と大変だったということが書きたかっただけだ。

 間には色々な人とも会っていたし、腹の立つこともあったし、台本が進まずに悩んで気分転換に算数の問題をやったら全然できずに余計に嫌な気分にもなったし、徹底的にヒゲを剃ってみようとしてみたら肌が荒れて困ったりもしていた。

 観たいと思っていた舞台も行けなかった。

 小説の出版に向けての仕上げと、宮崎の「板子乗降臨」の初稿を終わららせることと、ドラマの脚本を書くことと、MONO「ハテノウタ」を書くことが目下の課題なのだ。

 小説はやっと終わりに近づいた。
 年末にもう一度校正があるので、それが終わればやっと解放される。
 
 「板子乗降臨」は昨日の昼に初稿を終えた。
 出来に落ち込んだけど、これから直せばいい。
 
 後はドラマとMONO。
 ドラマは年内に4本はあげないといけないし……って、2週間しかないんだよね。


 けど……2日間……徹夜した。
 正確には前日は1時間半、昨日は1時間ほど眠ったけど、さすがにキツかった。
 頭は痛いし、歩くと足がふらついた。

 昨日は私がクローズでやっているワークショップの日だった。
 開始は13時。
 けれど徹夜で台本を書き終えたのがその直前。
 なので皆に謝り、1時間ほど遅刻して参加。

 しんどくても稽古場はいいね。
 頭は働かなかったけど、それでも段々と覚醒していくのが分かる。

 今日は発表をしてもらった。
 こんな状況の中、いつやれたのか自分でも不思議なのだが、短編2本のテキストをつくって渡してあったのだ。

 ちゃんとタイトルだってある
 「運命」と「どっちが好きなの?」
 コント的な台本だ。
 
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 ……面白かった。
 もっと面白くなりそうだったけど、的確なことが言えない。
 少し落ち込んだ。
 なので、次回、もう一度やってもらうことにする。

 途中で上がって「板子乗降臨」の劇場担当者である工藤さんと演出の永山さんが、出演する熊川さんとお茶を飲んでいるというので顔を出した。まだ台本も読んでいない永山さんに前もって言い訳だけしてみた。

 まあ、そんなこんなでやっと今日は眠れるというのに。

 ……どうなってるんだ?
 
 出さなければいけない細々した書き物を終え、ベッドに入ったのだが……2時間で目が覚めてしまった。
 リズムがおかしい。
 それにどうも体が緊張してしまっている。
 その証拠にグロテスクな夢を見て飛び起きた。
 あまりに怖かったのでもう一度眠るのが怖くなった。

 で、これを更新しているのだ。

 あいつはなんだ?
 変な唸り声をあげながら私を追いかけ回しやがって。
 怖いではないか。
 もう!
 しっかり眠って、今日は朝からドラマをガンガン書くつもりだったのに。
 
 年末に二つほどやるイベントの告知して、もう一度眠ろう。

 27日は音響家の佐藤こうじ君がやっているワークショップに出演する。
 演出家として音をどう考えているかを話す。
 
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 Twitterアカウントを載せておく。→


 29日はトークイベント。
「土田英生 松村武 千葉雅子 トークナイトショー・劇団26年目の軌跡」

 猫のホテルの千葉さんが企画してくれた。
 同世代の劇団をやってきたこと、続ける意味、そしてこれからのことを喋る。

 サラヴァ東京→で29日の19時半から。
 出演は千葉さん、カムカムミニキーナの松村さん、私、ゲストがはえぎわのノゾエさん。

 予約はこちらから!
 →

 皆さん、ぜひお越しください。

 ようし、もう一度眠る。
 お願いだから、あの変な怪物みたいなの、出てこないでくれ。
posted by 土田英生 at 05:39| 東京 ☀| 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする