表紙に戻る
MONO代表・土田英生のブログです

2017年10月30日

自己嫌悪

 ブログやSNSの難しいところは、何かを書いた時、周囲の人に「もしかして俺のことか」と思われてしまう可能性があるところだ。腹が立ったことなどは、時間が経ってからなるべく分からないようにして書くことにしているが、これはなかなか難しい。

 特に文章などにすると、どうしてもニュアンスが削ぎ落とされて、はっきりとした意味が生まれてしまう。
 誤解も生む。

 話し言葉も同じだだけどね。
 一旦、発してしまったらもう戻せないのだ。
 相手を傷つけてしまえば、後でどんな言い訳をしようが完全に無しにすることはできない。
 時には景色を変えてしまう。
 
 そうなんだよね……。
 言葉にすることで、大事していたものを壊してしまう瞬間がある。
 後悔しても、いくら言葉をつぎ足しても……元には戻らない。

 すべての景色が変わってしまうことは、私だって耐えられない。
 猛烈な自己嫌悪。
 今の私は本来の状態ではないよね。その自覚はありながら、じっとしている訳にもいかない。歩みを少し進めるのに精一杯で、先が見えない方向に足を踏み出している。
 
 どこに向かいたいのか、それは私にも分からない。
 5メートル先しか見えない。
 だとしたら5メートルだけ進み、違ったら歩みを止めよう。
 
 私は無宗教だし、占いなども信じない。
 けど、時々、神が欲しいと思う。
 思し召しに従ってみたい。
 けど、そんなことはできないし。
 自分のプライドや欲望と闘いながら、判断をし続けることはとても苦しい。
 けど、それがまあ、生きていくこということだしね。

 そんな自分を抱えながら、今も台本を書いている。
 書くことで救われることもあれば、余計に苦しくなることもある。
 自分に都合いいものにならないよう、最大限の歯止めをかけながら、それでも出てくる台詞を書く。
 そこに何かしらが宿ると信じたい。

 ……今日はなんのこっちゃという内容になった。
posted by 土田英生 at 03:02| 東京 ☀| 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月29日

なぜか連続で。

 しばらく全くここを更新していなかったのに、ここのところ三日連続で書いている。
 公演が近づいてきたので、宣伝をしなければという思いもあるし、自分の気持ちを整理したいのもある。
 
 高校三年間、私は日記をつけていた。

 小学生の頃からお調子者で、中学でもよく喋って、高校一年の時もクラスで一番騒がしいタイプだった。けれど……二年生の頭に突然、仲よかった数人から無視をされ始め、まあ、結構しんどい高校生活を送った。今は理由がわかる。何かにつけ「前へ前へ」と出る性格だったので、鬱陶しかったんだろうね。
 最後まで仲良かった子たちもいたけど、私のクラスは男子のみの19人で三年間一緒。しかも寮生活だったので、生活の中でそのメンバーの占める比重はとても大きく、それだけに辛いものがあった。

 その頃から私は日記をつけ始めた。
 現状の不満や、友達への苛立ち、やがて自分の悪いところを反省するようになり、そんな中で恋の悩みや、読んだ本の感想なども書くようになった。三年間でノート10冊くらいにはなっていたと思う。京都の家のどこかに残っているはずだ。
 ちなみに最初のノートを書き出した頃は、ちょうど悩んでいた時だったので、表紙になぜか「心」と書いてしまった。寮生活なので誰かに見られる可能性もあると思い、その後「心」という漢字に線を付け足して分からないようにした。結果、なぜか串にさししたおでんのようなイラストになった記憶がある。
 しかもじっと見ると「心」と書かれた部分だけ分かるという間抜けぶりだった。
 
 高校の時は日記を書くことで救われた。
 
 まあ、人が読むことを前提にしたブログとは種類が違うけど、それでも文字を書くと整理はできるね。

 現在、私は自分で勝手に自らを追い込んでいる気がする。
 これではダメだと頭では分かっているけれど抜け出せない。
 いろんなことが重なって……現状のままいることが苦しくなってしまっている。

 この前、MONO特別企画「怠惰なマネキン」で観劇三昧さんでイベントをやらせてもらった。iakuの横山拓也くんとの対談で「どんな俳優(特に若手)と仕事がしたいか」というタイトルだった。マネキン出演者も頑張ってくれたおかげで、雨にもかかわらず人も来てくれた。

 そこで「若手の定義は?」という質問が出た。
 「年齢ではなく、変われる素地を持っているかどうかが大事だ」というような答えをしたと思う。
 私はまだ変わりたい。
 だから自分の定義で言えば若手だね。
 
 この前、「私はまだ変われるだろうか?」と、書いたのはそういうことだ。

 大体、三十歳くらいまでには人は自分の価値観が固まってしまう。
 そして一度固まった価値観や性格で、人生が決まっていくといっても過言ではない。
 井上ひさしさんが、何かの対談で「性格は運命です」と言っていたけれど、私も全く同意だ。だから上手くいく人はスイスイ進むし、何をやってもつまづく人も出てくる。
 
 けれど。
 いつも書いているけれど、考え方と行動だけは変えられると信じているんだよね。ある時はスイスイ進んできたけれど、つまづくことも多かった。つまずいた時には、考え方を見つめ直し、それで突破してきた。

 だから今、私は再び考えている。
 その確認の為に書いているのかもね。

 「怠惰なマネキン」は二十代から三十代のメンバーの話ですが、こうした私の迷いが色濃く出てくる作品になっている。なんだか、青い感じだ。
 けれど、私もまだ若手なんだし、大丈夫だよね。
 
 みなさん、見に来てくださいませ。

 MONO特別企画サイト→⚫️
 
 
 
 
posted by 土田英生 at 07:26| 東京 ☔| 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月27日

たまには楽しいことを。

楽しいことを書こう。
というより、どうでもいいことを取り留めなく記そう。

昨日は朝まで脚本を書いていた。
締切りが朝の6時になっていた。本当は前日の夕方に終わらせたかったけど、まあ、無理だろうなとは分かっていた。
結局、書き終わったのは朝の5時だった。
それから他のことを済ませて、9時過ぎに横になった。完全なる昼夜逆転だ。
しかし、考えごとをしていて中々寝付けず、眠ったと思ったのに昼過ぎに目が覚めてしまった。
ブログを更新してみた。
で、夕方からは打合せ。
打合せは3時間ちょっとで終わった。
今、一緒にやっているプロデューサーは私と同じくらいよく喋る。
そしてテンションも似ている。
考え方も似ているんだよね。今日も雑談中、お互いの美学について話し合ったりしたけど、うなずく部分が多かった。
彼もあれだけONの時が明るいとすると……一人の時はかなり暗いはずだ。

だからいつも話し合いはトントン拍子に気持ちよく進む。
今日も提出した脚本の打合せは1時間くらいで終え、次の話を考える。
ああだこうだと2時間話したところでストーリーなどが見えてきた。なので、そこで打ち切って後は私が書いてみるという話になった。こんなに短いのってあんまりないんだよね。しかも合間にかなり関係ない話もしてるのに。

けれど、まだまだ道のりは遠いね。詳細は書けないけれど、とにかく今終えた分の5倍くらいはまだ書かなければいけないのだ。世界観は掴めてきたように思う。だから後はその中でどういう風に遊べるかだ。

予想より早かったので、帰りに渋谷で降りてブラブラした。
本当はお酒が飲みたくて仕方なかったんだけどね。誰かを誘って少しだけ飲もうかとも考えた。けれど、そうすると夜に書けなくなってしまう……。
迷った。かなり迷った。
いや、実際に誘ったけど、その人は都合が悪かった。じゃあ……と、別の人を探しかけたけれど……我慢してみた。

我慢しただけで、すごく頑張った気分になった。
ご褒美が欲しくなった。
なのでコーヒーメーカーを買った。
前に使っていたのが、数日前に突然壊れたのだ。
私は常にコーヒーが横にないと落ち着かない。
書き物をする時はノート、ペン、パソコン、コーヒー、タバコ、素焼きアーモンド、カカオ86パーセントが現在の必需品だ。

揃えてから事務所に戻り「怠惰なマネキン」を書いた。
そうなのだ。これもまだ終わりまでいっていないのだ。

今、大体、1時間弱くらいある。
狭いスペースでの上演なので1時間20分くらいにしようと思っているのだが……。
それにしては1時間であんまり話は進んでないね。稽古を見てると長くは感じないんだけどね。
この辺りではっきりした展開を見せないとダメだな。

今回はわざと全くプロットを立てずに書いている。
役者の演技を見て、稽古をしている間に先の展開を思いつく。それを書いて稽古して……その繰り返して進めている。もちろんモチーフは決まっているんだけど。

ただ、今日はそんなに進まなかった。
一旦眠って、稽古までまた続きを書こう。

1707_monospecial_omote.jpg


楽しいことは書けなかったね。
ま、いいや。
posted by 土田英生 at 06:02| 東京 ☀| 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする